サマースキーシーズン・イン! @若杉高原おおやスキー場:そして覚書
昨年から本格的に取り組みはじめた、サマースキーによるオフトレ。今シーズンも、はじまった。5月22日(日)「若杉高原おおやスキー場」のサマーゲレンデにてシーズン・インをはたした。
まずは、昨年のサマーシーズン・インと同じ場所からはじめたのだが、昨年からの成長があるのかないのか確かめたかったから。で、そこのところは、上手くなった、というよりもやっと慣れてきたのかな?という感触にとどまったw
しかし、気づきももちろん多々ある。
気付きとして大きなことは、以下の2点。関連する内容だけど、自分の感覚としても心当たりがある。
- エッジは立てるよりも、押して食い込ませるイメージ? まあ、雪上であれば雪面状況によって他の感覚で滑っていくこともあるだろうが、こと、スピードの出ないアイスバーン的なサマーゲレンデでは、この感じが大切なのではないかと思いあたった。よく、切っていく滑りをしていくとき、「エッジを立てて・・・」とか言うことがあるけど、サマーゲレンデでは、単に内傾角を作ってエッジを立てるだけでは、エッジはかかりにくいというのが実感。そこに常に圧が伴って地面(サマーゲレンデでは)に押し付けつつ、その結果内傾角が出て来るという流れでないと、エライ目に合う。大切なのは、ただ角を立てることではなく、「押しながら」という部分なのだと感じた。
- 途切れず、常に動き続ける意識 これはよく言われることでもあるけど、サマーゲレンデでは、この意識はかなり重要だと感じた。「常に動き続ける意識」=「圧をかけ続ける意識」で、抜けたら必ずズレる。つまり圧をかけ続けていないとエッジが外れてしまいバランスを崩してしまうということ。「1.」でいうところの、進行方向へ押して食い込ませる動きを、常にやり続けなければならない。しかし、まだまだそれが難しい。切り替えで上に抜けてしまったり、ターン前半で動きを継続できず単発一瞬で終わってしまったり、ターン仕上げ部分では圧をためるポジションに入れなかったりで、エッジを外してしまう。これらのミスは圧が途切れてしまうことを意味するのだと思う。そしてそれはエッジのかかりを維持できないということで、ワンミスでエッジが外れてしまうというのがサマーゲレンデなのかと感じる。
雪上ではこれらの部分をいくらかの幅を持って行っていたのでは?、ということ。それでも雪上ではなんとなく滑ることができる。しかしそんな曖昧さのままでサマーゲレンデで滑ると、脚元がおぼつかず恐怖しか感じない、ということになってしまう。サマーゲレンデで感覚的に上手くいった、と思えるときには明らかに雪上での感覚と違うものを感じ取っている。それが継続できれば絶対に雪上での動きも違ってくるはず。
もっと言えば、サマーゲレンデでストレスなく滑ることができるということは、上記のような動きの精度も高まっているということなのだろう。
今季のサマーゲレンデでではそんなことを目指し、「動きをつなげていく」というのをのテーマの一つとして設定して取り組んでみようと思っている。