Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

私のロードバイク紹介 5 (Madone 2.3 と WH-9000-C35-CL:Madone 2.4と呼ばせて!)

Madone 2.3 とともに始まった私のロードバイク・ライフ。現在のめり込みつつあり、スキーシーズンが終わる来春以降どうなってしまうのだろう? と不安いっぱいです。不安と言ってもこの不安は楽しみ半分、さらにロードバイクの沼の奥底へ落ちて行く心地よさへの不安でありますが。しかし Madone 2.3 購入直後の「たいへんな買い物しちゃったな、ずっとしんどいのかな?」という類の不安は、実は新しもの好きの私の興味・感心の影に身を潜めてはいたものの、確実に存在し続けていました。

それらの不安の多くは、意識すべきところを意識しながら距離を乗り、身体を慣らしていくことによってずいぶんと解消されてきています。しかし、長距離での疲れ方については・・・。

普段走る距離(30km〜70km)程度ではそこまでの差は感じていませんでしたが、しまなみ海道の向島〜伯方島間往復約80kmちょっとを走った時、後半の疲れを強く感じました。普段走っているところでは上りもあるものの、平坦に近い道の中のポイントポイントにあるため、あまり上り下りがあるという印象になりません。しかし、しまなみ海道は細かな上り下りがある(比較して)感じがします。その上り下りと、海沿いの風で、体力が削ぎ落とされていく感覚でした。風ももちろん全区間向かい風ではないのですが、その影響は思いのほか大きいようでした。

この時の往復の帰り道、ショップへ寄って、ホイールを相談。その後2〜3日で購入に踏み切ったのが、WH-9000-C35-CLでした。その後、2度ほどしまなみ海道を走っています。一度は大三島〜サンライズ糸山間60km。もう一回は向島〜サンライズ 糸山間130km弱。どちらも C35 装着でしたが、ずいぶんと印象が変わりました。それまでのデフォルトホイール BONTRAFGER RACE TLR の時と比べると少しマイルドな乗り味な印象でした。振動とショックも完全ではないにせよ、前に比べて吸収してくれてる感じもあります。また、スピードの乗り、瞬間的な加速時の追随性、速度維持性能、直進安定性も当然・・・実感! デフォルトホイールよりも少し軽いので、重量面でもアドバンテージに。ペダリングの時の感覚の差や35km/h付近での速度維持の楽さも感じています。横風や斜め向かい風の時に少しハンドルを持っていかれそうになるときもありましたが、そういうものだと思ってハンドルを持っていれば突拍子もなく怖い、と思うことはありませんでした。
C35 で走った2回のしまなみ海道ライドのうち、2回目の130km弱の疲れ方はデフォルトホイールで走った最初の80kmの疲れ方よりも少ないとも実感しました。後者では復路後半での上り坂はやっと乗り切った感じが強かったのですが、前者ではかなり余裕を残しており、速度も高めで走ることができていました。

不安に感じていた長距離での疲れ具合も、WH-9000-C35-CL の導入で幾分クリアできた感があります。

以上のように改めて振り返って見る我が愛車、Madone 2.3。アルミロードバイクということで、位置づけとしてはエントリーモデルということにはなりつつも、踏めば不満なくダイレクトに前に進んでくれる素姓の持ち主なのだと思います。そしてエントリーモデルだからと言って私のような素人であり初心者を甘えさせたままにさせず、かと言って完全に拒否するでもない絶妙のさじ加減で「まっとうなロードバイク好き」になれるよう導いてくれる、そんなバイクでもあります。
乗りはじめて間もない私にとってはちょっとキツイ印象を与えた長距離でも、ホイールを変えればその印象は大きく変わり、文字通り「化けた」印象。もちろんもっと距離を乗ってロードバイク自体に慣れた身体になればデフォルトの BONTRAGER RACE TLR での長距離でも違和感を感じないはずで、私が早く楽になりたい! と思っただけなのですが。

ただ、Madone 2.3 と WH-9000-C35-CL の組み合わせ。結構いい感じがします。ホイールのコスメがちょっと地味な印象ではありますが、35mmのミドルプロファイルのリムなので存在感はほどほどにあり、見た目も引き締まって見えます。走行感覚も前述のように、私にとっての不安な面をかなり取り去ってくれ、良い部分をさらに強化してくれた組み合わせです。
ただ、考えてみるとMadone 2.3 と WH-9000-C35-CLの組み合わせ、値段的にはそれこそソコソコのロードバイクが買えるな、と改めて気づいてみました。しかしその価格帯のバイク(完成車になっちゃいますよね)だと、ホイールはやはり後にグレードアップする流れになるものがデフォルトとなることが多いと思うので、トータルバランスで Madone 2.3 と WH-9000-C35-CLの組み合わせも「アリ!」ということにしておきます。ロードバイク本体よりもホイールの方が若干高価というトータルバランスということにはなりますが。

さて、こうして見てくると、改めてソコソコのフルカーボンロードバイクだと、いったいどういう風に変わるんだろう? と突き詰めてみたくてしょうがなくなってきます。
そしてさらに 2.3 にもさらなる愛着が・・・!

これからスキーシーズンに突入します。
オフトレという意味も込め、ロードバイクでちょっとずつ鍛え、ほんの少し絞ってきました。スキーでもその効果が現れることを期待しています。そしてスキーでの変化を体感しつつ、目標の春ソコソコフルカーボンロードバイク購入に向けイロイロ思いを巡らせようと思います。

そして、WH-9000-C35-CL を購入したあとの、Madone 2.3。全体のバランスから心密かに Madone 2.4 と勝手に呼んでます。そして、来春、Madone 5.2 のライム・グリーン+アルテグラDi2導入の暁には、余るであろうアルテグラパーツにアルテグラのブレーキキャリパーを追加して Madone 2.4 にインストールし、Madone 2.5 にするのも手だなと、ない袖をフリフリ、空想の世界をただフワフワと漂い始めています。


私のロードバイク紹介 1 (色で決めました!)

私のロードバイク紹介 2 (Madone 2.3に乗っている私はこんな感じ)

私のロードバイク紹介 3 (Madone 2.3 はじめの印象:実は不安からの始まり)

私のロードバイク紹介 4 (Madone 2.3 はじめに感じた不安を整理)


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