Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

ワンポイントで「内感」激変! 素敵な出会いで方向性が見えた秋の1日

翌週の土日の徳武 剛・石田俊介コラボレッスンに向けて、車中泊で気合を入れて

 9月23日(金)の夜、20時過ぎに自宅を出発して、いつものサマーゲレンデ、サンビレッジ茜に向かった。実際に滑るのは翌9月24日の朝からナイターまで。今回は土曜ナイターの今季最終日となる。8時間券プラス、お弁当注文でのプラス1時間を加え、9時45分から18時45分(内ナイター2時間)までを滑り倒す計画wで、余裕を持って前泊(車中泊)を入れた。

 朝夕は随分と涼しくなり、車中泊もそろそろ大丈夫ではないかと考えていたが、世の中そんなに甘いものではなかった。仮眠予定の壇之浦PAに到着したのは24時過ぎ。その時点での外気温は23℃だった。外にいれば涼しく、これなら車中泊も楽だろうとたかを括ったのだが、実際には車内温度は29℃近く。やや暑さがこもった感じでの就寝となった。小型のファンと小窓の開放、また、リアゲートのスカシでなんとかしのいだ感じだった。1時間もすれば車内の気温も下がり、しばらくしてからは快適に寝ることができた。


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思わぬ出会い その1

 サンビレッジ茜に到着した時、あるスキーヤーから、その日はSAJデモンストレーター根本風花さんのレッスンがあるという話を聞いた。根本風花さんといえば元同僚の大学時代の同級生だという話を聞いており、「今度紹介してよね」とお願いしていたものの、その後転勤となり接点のないままだった。でもよく知っている間柄だったらしいので、今回はその元同僚の名前を使わせてもらってお知りあいになってしまおうと、ゲレンデ入りする前に声をかけさせてもらった。

 とても気さくな方で、いっしょに写真も撮らせていただいた。来年はぜひナショナルデモとしてお会いしたい!

怖さはないものの、あいかわらずのスタート

 さて、ゲレンデ入りは予定通り9時45分ちょい過ぎ。真夏の暑い時と違って、斜面が熱し上げられるまではいっていなかったので、比較的滑走性の良い状態で滑り始めることができた。

 まずはいつもの通り、これまでにやってきたことの確認をして意識すべきところを意識しながら数本滑った。茜通い始めてからしばらく、というかつい最近まで感じ続けていた「恐怖感」はほぼ感じなくなってきており、「スキー」の練習をする時同様の、その時の感覚や調子の良し悪しをどう調整しながら練習するかということをアレコレ試しながら滑っていた。

 まあいつもの通り「感じ」をつかみはじめる(思い出す?)のは夕方あたりになるだろうという感じで、ああでもないこうでもない、と滑っていた。

思わぬ出会い その2(見るに見兼ねてw)

 そうこうしていると、あるコーチらしき方から声をかけていただいた。はじめは「どこから来たの?」「遠いところから!」「うちにも広島に近いところから来てる人がいるよ」といった感じの世間話からはじまった。

 そんな感じで二回りくらいしたあたりで、貴重なワンポイントアドバイスをいただいた。

 たぶん、一生懸命練習しているのにあまりの惨状なので、見るに見兼ねて、という感じだったのだと思われるw

 このコーチは、九州大学のコーチで、たまたま茜での合宿に来られて教えていた方だった。北海道の方で、現役ナショナルデモンストレーターやトップレベルのレーサーにも指導しておられるらしいすごい人!

 タイミング的にはちょうど、内脚での切り替えを練習し、次に内膝に両手を添えて、押し付ける動きをやってみようとしていた時だった。

 「内脚での切替ができるならそれを活かして、内脚100%でどーん!といったらもっといいよ」「それだけで外脚はオートマチックに荷重がかかって、変な外向とか必要なく済むから・・・(言葉は正確ではないけど雰囲気はそんな感じ)」と声をかけていただいた。

 そして「あんな感じ!」と、国体SL表彰台の実績を持つ方の滑りをお手本に見させてもらった。

そのワンポイントで、こんなに「内感」が変わるんだ!

 そのワンポイントで、なんか、ピン!ときた。

 二人でそのポイントを意識して滑ってみたら、圧を感じやすく、自ら動かさなくても勝手に自分の元へ戻って来る。滑りが楽になった感じがした。たった一つのポイントを意識するだけで「内感」が激変して驚いた。

 このアドバイスに共通する事項は、以前教えてもらったことがあった。「内脚100%で、外への加重の意識はしてない」と言われたことも確かにあった。でもその時にその感じで滑った時は完全に外が軽くなって内倒気味な滑りになってしまっていた。自分自身の理解と準備がそこまで整っていなかったのだと思う。

 今回の、ワンポイントに従った滑りで感じることができたのは、これまでの外への働きかけやエッジングの感覚とはちょっと違う感覚、滑りの構成だった。以前には体感できなかったことが体感できたことが嬉しかった。茜だから体感しやすかったのか?

見た感じも変わってるらしい・・・

 ただ、自分達の「内感」としては激変したのを感じることができ、コーチにも「良くなった」と言われたものの、他から見てその違いをわかってもらえるのだろうか?、違って見えると良いのだけど、、、という不安もあった。

 デイタイム営業の時間帯を終えナイター営業の時間帯に入るころ、サンビレッジ茜ができた当初から通い詰めている、茜の主?ともいえる、ある人物が現れた。そのタイミングでいつもBGMが変更されるというあの人だ。その方、長野県の方でクラウンまで取っているという方で、一目見て「上手い!」とわかる滑りができる人。

 この方が現れてから我々の滑りを一本見ただけで、「今日一日で滑りが進化してるけど、どうしたの?」と声をかけてくれた。

 変化は見た目にも現れていたらしい。

 かなり嬉しかった。

 「内感」と見た目が変わったのはある程度間違いのないことのようだったから。

次週は徳武 剛・石田俊介コラボレッスン

 その後、滑ったり転倒したりして楽しみながら反復練習を行なった。やはり、いつも同じ感じで滑り続けることはできない。感覚が慣れてくると「癖」も出やすくなる。そこのところを、今後の滑り込みで改善して、雪のシーズンには新たな感覚で入りたいものだ。

 と、その前に、次週の土日には徳武 剛・石田俊介コラボレッスンがここ「茜」で行われ、参加する予定。今回の感覚を持ち込んで、デモの眼にどう映るのか確かめ、今後に活かしたいものである。