Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

ここ最近の集中度

GARMIN VECTORを使いはじめてから、明らかにローラーでのトレーニングの集中力が高まった気がする。新たな機材というドーピングによる一時的な効果のせいということもあり得るが、ここ6回ほどは固定ローラーを回していても、あまり苦にならない。Edgeのワークアウトを作成しておいてそれに従って行なっているのだが、各ステップにかなり集中できる。

これまでのローラー練習も、ワークアウトを設定していた。しかしパワーメーターがなかったので、主に心拍値とケイデンスでステップを構成していた。これだと、集中してキープするための基準が主観である「キツサ」しかない。なので、少し負荷を上げると「キツイ・キツイ」という部分ばかりが頭に入ってきて、くじけるのが早くなってしまう。また時間も長く感じられ、飽きるのも早くなるというか、やり切るにはやり切るが、目的とする負荷があいまいとなり、結果何をやったのかがあとで明確なデータとして残らないということになりかねない。

しかし、パワーメーターがあると、各ステップ、目標とするゾーンのキープに忙しい。気を緩めると値の上下は激しいものとなる。そのあたりを気を付けながら回していると案外時間が過ぎ去るのが早く感じられる。もちろん、今やっていることに明確な意味付けがされるので、モチベーションと集中力を保ちやすいというのは大きい。

トレーニング開始時にも、その時に実施するワークアウトだけを決めて、バイクをまたぎ、スタート。そして出てくるそれぞれのステップに集中してやり切るだけである。

パワーメーターがなかった時には、今日はどれくらいのしんどさでどれくらい回そうかな。30分持つかな。などと迷いつつスタート。そのまま行ける時はいいが、その時のコンディションと負荷があっていない時にはとたんに迷いが出てしまう。もう少し軽めにしようとか、もっと負荷を上げなきゃあまり意味ないかも、などと回している最中いろいろ考えてしまう。

パワーメーターがあると、自分で測定した最近のデータ(FTP)をもとに、目的を持って取り組むことができる。そのため、一度始めてしまえば、その「目的」を達成するのがその時の課題であるという認識から、少々ツラく感じたとしてもやり切ろうとするし、負荷が足りないと感じても、その時の目的をかんがみて、その範囲で無理なくやり終えることを決断できる。

 

そんなわけで、VECTORを使いはじめてから、ローラーでの練習の集中力は確実に増した。もともとはローラーは30分くらいで飽きるタチだったのだが、ここのところ50分程度行うことが多い。もっと増やそうと思えばできるが、普段の生活の中に組み入れるとこれくらいになってくる。しかも目的を明確にしてワークアウトをやり切ることができるので、何だかこれまでよりも気分がイイ。

もっと早く、というか優先的にパワーメーター使いはじめるべきだったな、とちょっとだけ後悔・・・。

それにしても、実走の少ないこと。大晦日にチネくんとSRさんと走って以来、まだ実走はない。

と、いうことは、初ライドもまだできていないのか!

近いうちに実走に出かけたいな・・・・・