Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

ロードバイクの楽しさ

ロードバイクに乗り始めて二ヶ月ちょいですが、その楽しさについて。
魅力として、一人で時間の都合をつけて出かけられること、スピード感と爽快感などといったことをこれまでのエントリーの中でも書いてきたと思います。

加えて、先日の昼ライドで新たに実感した魅力があったので、追加しておきます。

それは「自分の成長を感じられる」こと。

しまなみ海道などへ走りに出かける時などを除いては、朝ライド、昼ライド、夜ライド、どれをとっても自宅発着がほとんどとなります。自宅があるのは団地の坂の奥の方。つまり帰宅時には必ず坂を登らなくてはならない状況にあるわけです。距離は数百m程度ですが、斜度も素人にはソコソコあり、しかも数十キロ走った後の最後に迎えるこの上り坂、かなり億劫でした。出発した時点で「今日の帰宅時の登りの感触はどうだろう?」と心配しながら下って行ってしまうくらいでありました。
登り時の速度も、はじめは20km/h程度の初速で入るものの、だんだんと速度は落ちていき、15〜16km/h程度で中盤。最終的には12km/h程度まで落ちていってしまい(乗り始めた時には10km/h切ってました)、家の前に着いた時にはゼ〜ゼ〜ハ〜ハ〜という状況でした。
それがこの度のライドの帰りでは、始終18〜19km/h。後半でさらに加速もできたくらい余裕もありました。家に到着後も呼吸の乱れも少なく、自分自身驚きを感じました。この時のライドに出かけたコースは、短い距離ですが峠越えもあり、通してアップダウンが多かったので、最後のこの坂はいつもよりもきついかもしれないと覚悟していたのですが。
こうなった原因ははっきりとは分かりません。自分自身体力も付き、成長があったということもあるかもしれません。しかしそれだけでなく、メンタル面での影響も大きいのではないかと考え始めています。

ロードバイクに乗り始めた直後は、坂に対して「いや」「億劫」「しんどい」という表現しか思い浮かびませんでした。もちろんヒルクライムを好む自転車乗りの方々の気持ちなんて理解不能でした。
しかしイロイロな局面を走ってみて、またロードバイクに慣れてくるに従って「淡々と行ってみよう!」という気の持ち方に変わり、最近では「征服欲を掻き立てられる存在」にまでなってきた感じがします。
もちろんレース(ヒルクライムなどでの)などで競い合うレベルでの話ではなく、自分の中での「挑戦」と「征服」ということです。とにかくユックリでも足はつかずにてっぺんまで、とか速度は10km/hは割らないように、とかいった低レベルでの挑戦ではあるのですが。
そして、自分レベルでのこのような気持ちの変化が自信にもなってきており、そこにこそ自分の成長を感じています。そんな気持ちの変化から今回の「最後の坂」は「攻めて」みることができた。そして攻めて見ることができれば思っていたよりもたいしたことなかった。ということだったのかと思ってます。
そしてそんな部分をロードバイクの魅力のひとつとして感じ始めている自分がいます。

にほんブログ村 自転車 ロードバイク
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
ブログランキング・にほんブログ村へ