Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

20130417府中まで夜ライド with Mくん

同僚のMくんと21時半に落ち合い、府中方面まで夜ライドしてきた。
いつものように自宅から約7kmほどの石原トンネルで待ち合わせ。いつもなら裏道を縫ってたどり着くところだが、この日は時間がなかったので、芦田側沿いに上がって走った。
出だし、3日前の「ヒルクライム三昧」の疲れが取れきれていなかったせいか、身体が重く感じられ、回す足もなんだかぎこちない感じがした。
そんな状態で車の少ない川沿いを走っていたが、ちょっとしてふと気になり、Edge800 に目を落とした。スピードがいつものペースよりも少し早い感じがした。身体への負荷から想像する速度よりも実際の速度の方が高いような気がしたのである。つまり、そこまで負荷を感じないのに速度はいつもよりも出てる、という感じ。「ヒルクライム三昧」時の帰路、最後の平坦道を終点まで走った時にも感じた感覚であった。坂を上がる負荷を長い時間余儀なくされる状態に身体が慣らされ、同じ速度を出すのに感じる負荷が少なくて済むようになったのかもしれない。確信はないがそうだといいな、と思っている。

予定時間よりも5分遅れて集合地点に到着。Mくんもほぼ同じくらいに合流した。まずは芦田側を遡って府中まで行く。それから府中駅の方へ回り、新市を抜けて元の地点へ戻るという約30kmくらいのコースを行くことにした。Mくんにとっては久しぶりだし、私も3日前の疲れが取れきれていないようだったので、軽めの設定で身体を動かすことにした。

いっしょに走り出してしばらく、25km/hくらいで巡行を始めた。やっぱ楽である。身体の疲れはあるけどペダルを漕ぐ負荷は逆に軽く感じらる。なんか楽しくなってきた。感じる負荷が少なくなった感じがあるため、調子に乗って少しずつ加速して行った。30km/hくらいまでいき、気分良く走っていると、いつの間にか後ろから照らされていた光が遠のいているのに気づく。距離が開いていた。ちょっとペースを落とし、追いついてくるのを待つ。こんなことを何度かしているうちに府中へ。いつも一緒に小休憩をする自販機の前で休憩。

ちょっと話をして、再出発した。
と、突然、扇橋の交差点での赤の点滅信号で事件は起きた。
その交差点を直進するのだが、後方より車が迫ってきていた。左折のウインカーの光がガードレールに反射するのが見える。目の前の信号は赤点滅。後ろの車も無理に追い越して左折しようとは思っていないらしく、減速の気配。そこで、軽く一時停止して左右を確認した後、直進した。後方からの光はついて来ない。左折したのだろう。Mくんも程なくついてくるはず、と思って下りを利用して加速した。
しかし、時折後方をチラ見してみたが、なかなかMくんのライトらしき光は目に入ってこなかった。「あれ? おかしい?」と思い、道路脇に寄って停車。それでもMくんのライトらしき光は目に入ってこなかった。
ちょっと不安になりつつ、引き返そうか、と思った瞬間、Mくんのライトが見えた。
そのまま止まってMくんを待つ。追いついたMくんを先に行かせて、Mくんの右後方から近づき「どしたの?」と聞いた。
するとMくん、「こけちゃいました・・・」って。
どうやら、赤点滅で一時停止した車とのタイミングが合わず、「立ちゴケ」してしまったらしい。

ちょっと先へ進み、道路脇の広いで止まって、様子を見てみた。左手をついたので、左掌が少し擦り傷がついていた。左膝もチョット怪我してるが擦り傷程度。特に打ち身の痛みなどもないらしい。

肝心の Madone2.3 は???

どうやら、無事であったようである。

「いや〜、甘く見てました」と、Mくん。

とりあえず事無きを得てホッとして、再出発。

その後は予定ルートを順調に走り切って出発地点に到着した。

最終地点へ向かう途中、再度芦田川沿いに出たが、車もなく風もなく走りやすい。35km/hくらいで巡航していたが、最後の1分程度もがいてみようと、下ハンを持ってダンシング。一瞬48km/hくらいまで行き、その後45km/h程度で落ち着いてその区間を終えた。以前にも同じ区間で同じようなことをしたが、速度は3km/h位違っていた。
その後、Mくんと分かれての帰路の巡航速度も、感じる負荷に比べて高く維持できた。

3日前の「ヒルクライム三昧」のお陰様、ということにして気分良く眠りについておいた。

帰宅後、バイクを部屋に上げ、拭き掃除と注油、ガーミンデータの吸出しなんかをしていると、Mくんから「LINE」で連絡が入ってきた。帰宅報告かな?と思い、見てみると・・・。

「無事到着しました」
「転んだ時折れたみたいで、靴脱ぐのに15分くらいかかってしまいましたが」
「お疲れ様でした」

・・・・・、て。

折れたって骨折ってこと?
それで靴脱ぎにくくて時間かかっちゃったの?
痛みこらえて走ってたの?
無事到着してないじゃん!

ということで、即電話。

「いや〜、骨折してたら走れませんって!」(そりゃそうだ)
「転んだ時にシューズのバックル解放のレバーが折れちゃって抜けなかったんですよ」
ということらしかった。(ホントややこしい!)

そんなこんなでホントに無事帰宅はできたらしい。翌日職場で会って、特に何ともないらしいということを知ってさらに安心した。

ところで、家に戻る最後の坂が400mほど強ある。今後、そのちょっと手前、自宅まで630mの地点からタイムをとっておこうと思ってはじめてラップをとった。
これまではアウターで上ったことはなく、いつもインナー。しかしこの時は、最後の最後だし「ヒルクライム三昧」の時よりも距離も斜度も楽なので、フロントアウターで上ってみた。しかも11-25のリアを数枚残して(正確に覚えていないので)。で、結果上り切ることができた。最後の直角カーブを曲がる時に少し減速しなくてはならなかったが、これまでにはあり得なかった20km/h維持で。

「ヒルクライム三昧」は確実に私を強くした(主に精神的に)。と信じて、また坂に出かけようと思う。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村