何を目指しているのか?私の自転車ライフ
残念ながら、雨に濡れ VELENO RN が汚れるのが嫌で、自らの意思で 早々に DNS を決め込んだ先週の「ツール・ド・大山」。ただ単に、その後のバイクの清掃が嫌だったというのが大きい。その後最終的にはイベント自体も雨のため中止となってしまったのだが、その雰囲気にやられ、自分の中で何かが変わった。
「ツール・ド・大山」の参加者の様子を見ていて、ただイベントに参加するだけではなく、自分の目標を持って参加している人々の姿がとても印象に残った。くつろいでぼ〜っとしている私の横を、スタート前のアップで入念に走り込む人々の姿も目に焼き付いた。漫然と走るのではなく、このイベントを一つの競技としてとらえ、「参加者」としてではなく「アスリート」として参加している人たちの姿であった。
見ていて正直、「カッコイイ!」。憧れてしまう。
同じグループの中にも、自らの目標を持って日々練習を重ね、近場で行われるレースなどで好成績を収めている人もいた。
これもまた「カッコイイ!」のである。
こんな姿を見て帰ってきてからの数日、なんかとても落ち着かない。
自転車に乗りたくてたまらない。だけど、日常生活の中で時間を作れず、今のところ週末に少しずつ乗るだけ、という状況が続いている。
夜走る、ということも考えるが、準備の時間と翌日の仕事のことを考えると躊躇してしまう。ロードバイクに乗り始めた半年ちょっと前には今よりも夜の時間を取りやすかったためいくらかでも走ることができていたのが、同じようにはいかない現状である。
そして梅雨入り・・・。
走ることができるチャンスは益々少なくなる。
よって、家でローラーを使うことを考える。自然な流れである。
「エリート・アリオン・マグ」を注文した。
当然、夜乗る。
でも、これなら準備に時間がかからないので有効に時間を使うことができる。
いつものように急な話であるが、「ツール・ド・大山」の雰囲気がそうさせた。
私も「アスリート」になりたい!
ただし、競技で競うアスリートではなく、もちろん、日々古い自分に打ち勝って進んでいくことができるアスリートである。
こう書くとちょっとだけカッコイイ部分が残っているように感じられるが、普通に表現すれば、要するに「勝てなくても自己満足でいいから、ちょっとでも進歩し続ける自分でありたい」、と強く思っているということである。
目標は当面、四川ダムのヒルクライムでタイムを縮めていく、ということになる。
これまでの数回は、毎回タイムを縮めることはできていた。しかしこれからはそうはいかないと実感している。ただ、月に一度か二度、走りに行ってタイムを計るだけではそれ以上縮めるのは無理なところまでいっているのを、自分でも感じる。
じゃあ、どうするか。
それで満足するか。
それとも鍛えるか。
「ツール・ド・大山」は参加もできていないし、ただ真剣に準備(機材も身体も気持ちも)している人々を見るだけに終わった。しかしそれでも、そんな雰囲気を自分でも醸し出したいと思い、「鍛える」という選択をするには十分だった。実際に走っていたらキツクて、そんな選択肢はなくなっていたかもしれないが、こういうコトは出会いとタイミングであるから仕方がない。
ということで、自らを鍛えるべく、三本ローラーに挑戦する日々が始まろうとしている。
これまで同様、家族内事後承諾となる。
今回は、「体幹を鍛え、スキーに生かす」ために、相方ちゃんにも自分のバイクでの使用を勧める予定である。なので何とかクリア、のはずなんだけど・・・。
エリート ARION MAG(アリオン マグ) 3本ローラー台
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