008キャンピングカー実車見学に行ってきた
去る2月9日(日)
いよいよ家族で動き出した。
私、相方ちゃん、ムスメちゃんで三原市大和町ににある「フジカーズジャパン」というディーラーへ行ってきた。キャンピングカーの実車を見てきたのである。まだ、この時点では私自身購入の意思はあったが、「家族」の総意としては「買えればいいな、欲しいな、でもな・・・」という感じで、まだ全く目処が立っていない状態の時だった。それから実際に中古車の陸送依頼に至ったのが2月19日。考えてみるとかなりな急展開だったのだと今更ながら思う。
さて、実車見学である・・・。
ここまでの説得工作が功を奏するかの決戦の時でもある。
この日は昼過ぎまで仕事。その後、もろもろの用事を終えて帰宅したのは16時前だった。前もって「フジカーズジャパン」の営業時間は19時までということは調べてあったのでそこから出発した。営業時間は19時までとはいえ、出発の時間としてはちょいと遅め。それが原因で、みんな少しイライラ。出だしは好調とはいえず、何だか雲行きは怪しかった。
現地に到着すると、広大な敷地の中に並べられた車がズラリ。その一角に、これまた巨大な屋根付きの建物。事務所らしき建物はのぞけば中に明かりがともっているのが確認できた。車を降りて、キャンピングカーが並んでいる建物へ近づくも、人の気配はなさそう。建物に入る付近でやっと人の気配を感じた。
キャンピングカーを見せてもらいたい旨伝え、中を見させてもらった。とはいえ、この時点ではお店の人がついて案内してくれるわけでもなく、勝手に見て回る形だった。いくつか車を見ていると、営業のスタッフの方(たぶん)が来られ、中を見せてもらった。
まずはバンコンの4WDのモデルを数台。
バンコンという安心感(いかにも、という感じがなく、運転もしやすそう)はあるものの、室内のレイアウトを見ると、やっぱり「車内感」はぬぐえない。リビングとしての仕様からベッドへの展開の手間がかかり、これまでの車中泊とあまり変わらないイメージを持ってしまった。もちろん装備品や家具などがあり、いい雰囲気ではあるのだが・・・。
そこで、キャブコンを。
「アミティ」の2タイプを見比べた。
大きさ的、価格的にこのあたりになるだろうという印象を持っていたためである。店頭在庫は4WDはなかったので2WDではあったが、内装は同様なので。もっと大きいのもあったが、そちらははじめから除外だった。
『アミティ マルチルーム仕様』
マルチルームにスキー入れられるので便利。シェル内後方は広くゆったりしているものの、4名の就寝でもダイネットはベッド展開しなくてはならない。感じは良いが、ちょっとめんどくさく感じられた。これならバンコンでもいいのではないかとも思ったし。
『アミティ二段ベッド仕様』
ダイネット展開したままで、二段ベッドとルーフベッドで4名就寝を確保でき、二段ベッド下にはスキーなど外から入れられる空間あり。二段ベッドの段を外せば自転車もバラして二台くらい乗せられるかもしれない。あとは外にキャリアを付ければ・・・。見る順番も影響してか、やけに我が家にピッタリに思えた。
「見てると欲しくなるね」
「こっちの方がいいね(二段ベッド仕様)」
「テレビがあれば完璧だね、大きくなくてもいいし」
「問題はあんたの通勤ね」
「次の(スキーの)シーズンには欲しくなるよね」など積極的な発言多く、購入を否定する発言はない。
ムスメちゃんは無条件に大はしゃぎ。
バンクベッドからおりてこようとしない・・・。
改めて実車見学をして、思った。
★日常使い、取り回しのバンコン。ただし、「車内感」は残る。
★余裕の空間のキャブコン(ライトキャブコン)。非日常がパッケージングされている。
この時点では「購入」ということにはなっていなかったので、自分の中での妄想でしかなかったのであはあるが、車種選定においてはこの辺りで迷うことになった。
ただ、実車見学の結果、相方ちゃんはじめ、かなり乗り気になってきている感じ。
この時点で例えば購入の方向で考えるにしても、新車ではなく中古でと考えていた。
必要なオプションを考えると、中古で考える方が現実的である。また、新車でもすぐに距離が出てしまい、結局「道具」としての割り切りが必要になってくるのが「車」なのだ、と最近感じ始めている。ならば中古で十分ではないかと。
条件を伝え、ホームページでの在庫をチェックしつつ、いい品が入ったら連絡をもらうようにした。というか、私が別の車を見にその場を離れた間に、相方ちゃんの方がそんな方向で話を進めていた。担当の人の「次の車検を待たずに、条件の合うものがあれば、その時点で決めていった方がいいですよ。中古車は一点もので、いい出会いは逃すと次いつになるのかわからないですから。」
みたいなアドバイスに、「うん、うん」うなずいていたし。
全国にある店舗での在庫でいいものがあれば取り寄せることも可能ということで、この時点で結構現実的な話になってきた。
他店舗在庫で4WDを探してみてもらいつつ、連絡を待つ。
これが、スタートとなった。