Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

レース前夜(もみのき耐久レース レポート)

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今回で三回目の参加になる「もみのき耐久レース」。一回目は5名のチームで。二回目は3名のチームで。いずれも前泊。一回目はちゅう吉福山店のメンバーの多くが前泊からこのイベントを楽しんだ。しかし二回目となる昨年は,私とチネくんの二人で車中泊&場所取りで,少々盛り上がりに欠けつつ当日を迎えていた。

 

そして三回目となる今年。

今年はちゅう吉からも多くのメンバーが前泊となり,雨の中ではあったが大きな盛り上がりを見せた。

そして私にとって,とてもうれしいのは,今年は念願の家族参加ができたこと。この前夜祭への参加だけでなく,「耐久レース」そのものにも家族で参加してきたのである。家族三人チが一チームで。

 

準備や出発の段取りについては気ぜわしさはあったが,無事19時前には現地到着できた。到着すると,15時くらいには到着していたちゅう吉チーム。テントの確保や自前のシェードも張り終え,夕食の準備になっていた。

到着直後には,雨がポツポツと落ちてきて次第に本降りに・・・。

リアのサイクルキャリアに積んであった私と相方ちゃんのバイクを下し,サイドオーニングの下に避難させた。ムスメちゃんのバイクはバンクベッド。雨のおかげでその日の就寝場所を大きく変更せざるを得なかった。

いつもなら相方ちゃんとムスメちゃんがバンクベッド。私はシートをフラットにして広々と就寝するのだが,その日は,バンクベッドはムスメちゃんのバイクに占領されていた。なので,シートフラットのスペースに相方ちゃんとムスメちゃん。リアの二段ベッド上段に私,という配置で就寝計画を立てた。

 

夕食の準備をしている輪の中に入ると,M久さんちの姉妹,店長むすこ(以後店むす),あとオチビちゃんと,こどもがいっぱい。ムスメちゃんも大喜びで遊びの輪に入っていった。M久さんちの姉妹と店むすくんは一昨年のこのレースの時に応援に来てくれており,ムスメちゃんともその時に会っている。実際には「応援」なんてせず,いっしょになって遊びに夢中になっていたのだったが。

 

雨はひどくなる一方。iPhoneで雲の動きをマークし,あと30分くらいで弱まるはず。あと一時間くらいで止むはず。と大いに期待を込めて状況を見守るも一向にやむ気配はなく,雨は3時くらいまで続いた。

 

私たちはお弁当を用意していたのでそれを食べながらお酒を飲んだ。M久さんが準備してくれたカレーライスもちょこっといただき,大満足の宴。最後には寒い夜の我が家の定番,ホットワインも登場し,ボトル一本があっという間に空いた。みんなで飲むには少なすぎたね。

 

その後22時もつれくらいにはみんな就寝態勢に。シェードの下にコットを出して寝る人,別にテントを立てて寝る人,車中泊する人等スタイルは様々。もちろん我が家はアミティで。

ただ,寝付くまでにもう少しお酒が足りないと思い,私は車内で買ってきていたおでんを酒の肴にもう一本ビールを空けて就寝した。

 

久々にリア二段ベッドの上段。狭く感じるかと思われたが,かえって身体が固定されて眠りやすかったのか,翌朝ガーミンで眠りの質を見てみると「深い」の時間帯がいつもの2倍近かった。おかげで目覚めもスッキリ。

 

ガーミンの睡眠の画像

 

夜中3時頃に一回目を覚ましたが,「あ,雨やんでるな」と確認しただけで,また安心して深い眠りについたようである。。。

 

そして朝を迎える・・・。

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目覚めよく6時過ぎに起床し身支度のため宿泊施設の洗面所へ。

天気は良い。

が,路面はまだ濡れている。そして肌寒い。

 

昨年までのように午後からの240分耐久であれば路面も少し乾いてきていて安心できるだろうが,この日は9時20分スタート予定の90分耐久にソロで参加する予定にしていた。なので路面状況にいくばくかの不安を覚える。

 

7時からは試走が可能ということなので,こどもたちと連れ添って試走に出かけた。

ムスメちゃんが一周無事に走り切ることができるのか不安が大きかった。

 

まずは出だし。上りがいきなり私たちを迎える。案の定,要領を得ないムスメちゃんはふらふらしながら,はじめの上りをなんとか上りきった。たぶんもう少し楽に上れるはずだが,不要な力が入りすぎている気がした。いったん上りを終え,下りに入る。もちろん下りは楽なのだが,ビビりのムスメちゃんはけっこう慎重に減速しながら降りていく。上りに下りの勢いを生かすという発想はまだない。無事に走り終えればいいので,滑りやすそうな路面状況の中ではこれでいい。そして再び上り。ダラダラとした・・・。ユックリユックリと多少ふらつきながらも上り切る。

すると,長い下り基調の部分へ。このあたりになると少し慣れてきたのか,余裕も出て身体の力も抜けてきたようである。ただ,ハンドルをこじって曲がろうとする癖があるので,そこをコーナーの度に指摘してやった。この時のムスメちゃんにはそれを聞いて行動につなげる余裕はなかったみたいでコーナーで膨らみがちになる。まずは減速をしっかりさせてからコーナーに入るよう早めに声をかけてやることにしてから安定してきた。

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それでも,車もなく,みんな同じ方向に走っていく状況に気安さをかんじたのか,木漏れ日のきれいなルートを走っているときに,

 

「きもちいいね~」

「このコース好き~」

 

という声を聴くことができたので,父は満足できた。

 

ただ,最後に「ここ上り切れるかな?」と心配していた上りが待ち受けている。距離は短いが,斜度が一瞬キツクなる。そしてその後,ピットロードのダラダラした上りへつながる。

 

しかし,その心配もよそに,ムスメちゃんは必死になりながら,とにかく上り切るというのを目標にがんばった。少しふらつきながらも必死のダンシング。少し緩やかなところに来るとシッティングに戻り,呼吸を整えながらピットロードへ戻った。

ゴール地点付近には,試走に出たムスメちゃんを心配そうに迎える相方ちゃんの姿も。

その前をちょっとだけ誇らし気な表情で通り過ぎるムスメちゃん。。。

 

うんうん,なんかいいな~

 

ムスメちゃんの試走後,チネくんやジャイアントさん,Sくんなどが到着していた。一緒にソロを走るSくん(ただし彼は120分)も試走に行くということだったので私もいっしょにもう一周することにした。

 

その後受付等を済ませると,いよいよ午前中に行なわれる「90分耐久」と「120分耐久」のスタート時間が迫ってきた。