読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

大三島「大漁」ライド

Bicycle cervelo S5 RORTOR Q-RINGS WH-9000 C35
f:id:yPhonist:20150703173821j:image
平日休みとなったこの日(7/3金)。SRさん、チネくんと走りに出かける約束をしていた。もともとSRさんといっしょに走る約束をしており、都合がつけばチネくんもいっしょに行こう、という感じだった。
というのも、ここ二週間弱、体調を崩しており「食べられない」「走れない」という状況が続いていたらしいチネくん。その様子は聞いていたのだが、翌週に控えるレースに向け、そうは言っても走っておいた方がいいだろうと思い誘ったのだった。
「ユックリですがいいですか?」
「海に行きたいです」(明らかに山を避けたものと判断)
というやりとりの末、大三島「大漁」まで海鮮丼を食べに行こうという、「サイクリング」企画となったのだった。まあ、レース一週間前なのであまり無理してもいけないし、疲れは抜いて行く時期なのでちょうどいいかな、という感覚だった。

しまなみ方面へということなので、いつものごとく、集合はうちの近く。9時に集合して出かけた。
尾道まではチネくんが牽いてくれたが、やっぱりペースはゆっくり目。それはそれで疲れも蓄積しないし楽に尾道までたどり着くペースだった。
向島では私が牽いた。いつもよりも軽めに、という意識でいたが、後ろを見るとSRさんしかいない。ペースを落としてチネくんが追いつくのを待つ、というのを何度か繰り返して因島大橋への上りに差し掛かる。ここでも全くいつもの姿とは違うチネくんの姿。次週のレースが心配された。
こんな調子で因島大橋の峠越え。直前のコンビニで休憩をするか聞いたところ、キャンセル。そのまま上りに入るらしい。
f:id:yPhonist:20150703173834j:image
写真を撮るために最後尾に回ったが、上るチネくんの姿はギリギリ感漂うものだった。
一方、先頭を行くSRさんはしきりに後続のチネくんとの距離を確認するために後ろを振り返る。「この坂で、なんかやらかしてくる」。そう思っていたらしい。実は私もそう思っていたのだったが、結局のところ何もなく頂上を越え、
下りに入った。

その後、因島、瀬戸田は巡航〜ペースダウンというのを繰り返し、大三島へ渡った。

目的地は「大漁」。そこで海鮮丼を食べるのが今回のテーマ。その場所へはひと山越えていかなくてはならない。上りに入るちょっと手前で、遅れたチネくんを待ち、そこから上りに入った。

SRさん、私、チネくんの順。はじめはゆっくりと談笑しながら上っていったが、後半斜度が少しきつくなると、なんだかペースが上がった。その割に、チネくんのペースも落ちない。SRさんのすぐ後ろをいく私の右後ろからチネくんの気配は一向に消えない。むしろたまに視界の端に前輪が見えて、プレッシャーを与えられているかのようだった。
SRさんもその様子に気づいた。すると、ほぼ同時に二人はダンシング。私はシッティングのままペースを上げて様子を見た。二人の様子から、まだ「仕掛け」ているようには見えなかったからだ。実際には仕掛けていたのだろうが、お互い様子見の気配もあり、爆発的な加速はなく、スルスルっと加速していった感じがあったのである。その様子に、私は完全に置いていかれた。3mほど離れたところでダンシングに切り替え、後を追ったが、そもそも上りではアドバンテージのある二人に追いつくのは難しかった。おまけにギア選択を一枚間違っていた。ケイデンスを上げて加速しようにも、重めのギアであったため、思うように加速できず。差は少しだけ開いて頂上地点を迎えた。
直前で薄ら笑いの表情で落ちていくチネくん。前方では手を上げて勝利を喜ぶSRさん。私は絡めず、特に大きな感情の起伏もない。ただ、自分は絡めなくても、ああいう現場を目にするのは楽しいものである。その日のチネくんの状態では期待できない光景であったため、なんだか嬉しかった。

下りを抜け、目的地周辺へたどり着いた。
f:id:yPhonist:20150703173849j:image
目的の店の前には結構な列。平日なのに・・・。でも、せっかくそこを目的にやってきたのだから、待ってでも食べて帰ろうと、ウェイティング・リストに名前を書きしばらく待った。向かいにある大山祇神社の壁沿いには何台ものロードバイクが立てかけられていた。そのうちの何組かはこの「大漁」のお客さんであろう。正直、平日でもあるし、そこまで待たされることはないだろうとタカをくくっていた。
しかし、この順番待ちの列はどうだ。

ところが、空いた席への案内は案外スムーズに行われ、15分ちょっと待ったくらいで中に入ることができた。予想に反して待ち時間はかなり少なく感じられたのだった。相席なども店の人が的確に指示を出してくれており、回転自体も早かったおかげだろう。

そして、注文。目の前には、かなり前から食べたいと思いながらも実現できていなかった「海鮮丼」。
f:id:yPhonist:20150703173904j:image
これで480円。ただし味噌汁は80円。以前はもう少し安かったらしいのだが。私はこれに握りも追加。締めて1040円のランチとなった。大満足!
チネくんは海鮮丼にタコ天。SRさんは生ものがダメらしく、惣菜を二つほど取っていた。
しかし、チネくんはここでも少し苦戦。海鮮丼とタコ天を完食するのにかなり苦労している様子だった。
f:id:yPhonist:20150703173917j:image
食後一服しつつ放心状態のチネくん。海鮮丼とタコ天という超級山岳を越えた直後の姿である。

さて、昼食後は「多々羅しまなみ公園」まで移動して休憩をとるため移動した。出発直後には再び上りが待ち構える。
反対方向からの上りでのこともあったので上るにつれ、みんな挙動がおかしくなってきた。特にSRさんはかなりチネくんを意識。SRさんの左後ろにピタッとついているチネくんをチラチラと見ている。
わたしは、二人の右後ろに位置付けている。さっきは左で右側にチネくんがおり、塞がれた形となっていたので、わたしから仕掛けることは不可能だった。今度は自分で動ける。
「動いてみるか!」
そう思って様子を見ていた。
もうすぐ頂上も見えようかというころ、お互いに仕掛けどころだという雰囲気が漂い始めた。
まずはわたしから「動く」、と決めて、タイミングを推し量った。
ここらでギアを一段重くしておきたいところだったが、迷っていた。SRさんはチネくんを意識しており、反対側にいるわたしの様子はあまり見ていない。ここでシフトアップしてしまうと、その音で気付かれてしまう恐れがある。ならば、シフトアップと同時に動けばいい。しかし、距離的に脚が持つか不安も残り迷う。その間に、様子を見ているわたしの気配に気づいたのか、SRさんが、わたしの方に視線を送った。
もう仕掛けるしかない。
とりあえず立ち上がって加速。
その後タンタン!と、二段ほど連続してシフトアップしてもがき続けた。わたしのアタックにほぼ同時に反応したSRさん。車輪半分ほど先にいた。脚を緩めず山頂を目指していると、
「ダメだ〜!」
と言って下がっていくSRさん。
山頂まであと少し。
後ろの気配を気遣いながら、脚を回し続け、やっとの思いで山頂を迎えた。

右手を上げてアピール。

SRさんの失速の原因はギア選択のミスだったらしい。わたしは途中でギアを二段ほど上げたが、紐引きのデュラ&105ミックスのSRさんは、途中でのギアチェンジは考えられなかったらしい。Di2のおかげもあったということだろう。そう考えれば、ギアを上げるタイミングを計る必要はなかったということになる。仕掛けてからギアチェンジすることもたやすくできたのだから。
この辺りのせめぎ合いは経験を積まなくてはなかなか対応できないな。

さて、休憩後は、ある遊びを取り入れることになった。「逃げゲーム」である。
チネくんが2分ほど先行。SRさんと二人で追う、というものである。チネくんにしてみれば淡々と自分のペースで走りたかったのだろう。一方、私たちには良いインターバルトレーニングとなった。
こんな遊びを二回ほどやって、チネくんも、体力ギリギリ、といった感じとなった。

車道を走る元気もなく、歩道を走ることを選択したチネくん。
f:id:yPhonist:20150703173928j:image

途中で多めに休憩を入れ、尾道まで帰ったところで、

「あとは、マイペースで行くので、先に行ってください」

とのチネくんの発言。

「いやいや、仲間を見捨てて行くわけにはいかないよ」

なんて言ってみたかったのではあるが、遠慮なく行かせてもらった。

もちろんあとで、安否確認。
無事帰宅できたようで、次週のレースに向け、エールをおくりあった。

今回は、全体的にはゆっくりとしたぺーす。中では峠アタックあり、インターバルあり、と、レース前にしては程よい加減のライドができた。
レースまでの平日は、ローラーを軽く回して、疲労を抜きながら当日を迎えられるように調整したい。