七夕同窓会ライド!
7月7日。世間では七夕と呼ばれてるこの日、高校の同級生3名が、松江に集まり、同窓会ライドを行った。
この学年の同窓会に参加させてもらってから約一年半。「ちかいうちにいっしょに走ろうね!!」なんて約束してからあっという間に時間が経ってしまっていた。
今回コース設定をしてくれたのは、松江市在住の同級生! 「水の都」ともいわれる松江市の景色を楽しめ、母校へも寄ることができるコースを案内してくれた。
故郷の松江には墓参りとかにちょこちょこ寄っていたものの、今回のようなコースを走るのはこれまでにほぼ機会はなかった。新しい道も増え、地元として過ごしていた時期であっても走ることはなかったコースを堪能した。
これまでに目にしたことのないはじめての景色も多かったが、今回多かった水辺に近いルートを走ると、松江に住んでいたときの、懐かしい感じを思い出した。「水が近い」それが私の中での松江のイメージだったのだろう。だから、そんなところを走っていると、はじめて来たはずなのに不思議と懐かしいという感情が湧いてきた。もちろん、来たことがある場所も通った。しかし逆に、遠い記憶の中にある様子とは違っていて、戸惑いを感じることもしばしば。むしろはじめて通った道の方に懐かしさを覚えたのは不思議な感覚だった。
ルートは松江市役所を起点に、大根島経由で境港へ。帰路は母校へよって戻るという、65kmくらいのコース。途中では川の仕切りの上を走るという特徴のあるルートを走った。両側に水が近く、これまでにない、不思議な感覚を味わうことができた。
大根島から境港ヘは、CMで有名になった「ベタ踏み坂」を経由して行った。
テレビの画面では望遠による圧縮効果があったのだろうか、すごく切り立って見えていたが、実際には6%くらいの勾配。自転車でも登れないことはない坂だった。でも、有名な場所ではあったので、景色を楽しみながら走らせてもらった。
境港では、水木しげるロードに寄ってから昼食にした。
昼食場所は「かいがん」。以前にも何度か行ったことのあるお店で。海鮮丼が美味しくて、リーズナブル。さすがに7時の開店と同時という時間帯ではなかったので、少し待つことにはなったが、ここまで来たら頭の中には海鮮丼しかなかったので、オケw。
8時過ぎに出発をして、ゆっくり写真を取りながら、また「水木しげるロード」も少し散策しながらも、この「かいがん」に到着したのは11時。距離にして35km弱といったところ。上りもあまりないコース(橋は別)だったので、ゆるゆるツーリングににはちょうどいいコースだと思った。今度家族で回ってみるといいかもしれない。自転車で行けば車の駐車場所を気にしなくてもいいし、散策時にも普通に自転車を押しながらで回ることができて便利だった。
昼食後は、中海の北側のルートを通って松江方面へ。
途中では母校である、松江東高等学校へ寄った。卒業生とはいえ、自転車に乗った3人のオッサンが校門付近でウロウロしていると怪しまれるので、ここは短時間でササッとw。でも、懐かしかった。通学路だった坂も登った(たいした坂ではないが)が、当時を思い出すことはできないくらい様子は変わっていた。
しばし、◯十年という時の流れを味わい母校を後に。その後は市役所まで移動して解散となった。
前日の夜、前夜祭としていっしょに飲んだ。あれこれ話も弾んだのち、すぐに次回の「同窓会ライド」のことも話に出た。
次は10月あたり。既に宿の予約もとったw。今のところこの3人で開催の予定。宿的には少し余裕があるので、声かけれるところはかけてみてもいいかも・・・。
いずれにせよ、今回ご一緒してくれたお二方、段取り切ってくれたり、案内してくれたり、たいへんお世話になりました! 次の「同窓会ライド(しまなみ編)」では、しっかりお世話させていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。