本格的にZWIFTに取り組む準備をば!
12月30日のムスメちゃんへの部屋の明け渡し作業により,自転車スペースをリビングに確保した。
それはムスメちゃんの部屋を確保し自立を促すこと,という目的があるのはもちろんなのだが,私にとって重要だったのは,より快適な自転車空間の確保することだった。
ムスメちゃんに部屋を返還した後は,肩身の狭い思いをしながら不自由なローラー生活を余儀なくされるのかと覚悟していた。しかし,相方ちゃんにバイクを買い与え,今年はムスメちゃんにもジュニア・ロードを買ってやった。そして家族そろってサイクリングやレースへの参加も果たしてきた。そうした地道な巻き込み戦略が功を奏したおかげか,リビングに堂々と自転車スペースを確保することができた。ローラーを回すのは隅っこにならざるを得ないのは当たり前だが,そこを常設にしたとしてもリビングとしての機能を確保でき,バイクの保管(ディスプレイ)も可能な状況を確保できた。
そして,今回の「部屋返還」による自転車スペース確保のついでに,本格的にZWIFTに取り組む環境を手に入れた。前置きが長くなってしまったが,ここからが本題。
ところで,ZWIFTは夏あたりから行なっている。
10月から正式にサービスが始まり課金が始まったが,SRAVAのプレミアムを使用しているので課金が始まるまでにはあと10日あまりある。その間にこの環境でいろいろ試して課金に入るか最終決定しようと考えている。
さて,この度手に入れたのは「ELITE REAL TURBO MUIN」。自宅でのローラーのモチベーションアップのための決定打。これで飽きたらもうあとはないよ,と言っても過言ではない「最終兵器」。要はPCと連動して勾配のデータに合わせて負荷を自動で切り替えてくれるというにくいヤツである。
ちなみに正式には「REAL TURBO MUIN smart B+」という新型が2016年に入ってから出回り始めるらしい。しかもいわゆる定価は少し安くなっている。しかし私のは「smart B+」がないモデル。「smart B+」が付くかつかないかの違いは何なのか,代理店に問い合わせたところ,以下のような返答をいただいた。
「smart B+」付きの場合・・・
- 新型となる
- 価格が下がる
- Bluetoothでの接続が可能となる
- その他は変更なし
しかし,出回り始めるのが1月下旬あたりになる。「smart B+」なしの現行モデルなら在庫を持っているところもあるし,価格はそんなに変わらないところも。ということでこの年末年始での活用を目的に「smart B+」なしモデルにした。Bluetooth経由での接続は特に必要ないし。
さて,この度届いた「REAL TURBO MUIN」。でっかい箱で送られてきた。玄関から二階までもって上がったが,かなりの重量。不用意に持ち上げようとすると腰を痛めそう。
それでは,恒例の「開封の儀」。。。
箱を開けると重厚な本体が現れる。けっこう威圧的・・・。
そして,取説他付属品の数々。取扱説明書は日本語翻訳したバージョンもありちょいと親切感を漂わせる。しかし,実際にインストールしてみると,それだけでは分からないことも多々あり,ネットを探り探りのインストール作業となった。
ちなみにANT+ドングルも付属していた。GARMINのモノを持っているので使わないが,とりあえずこれから始める人にはこれだけで始められるようにパッケージングされている。そして,画面奥に見えるDVDが「REAL VIDEO」の「ALPE D'HUEZ」このあたりの動画と連動して,勾配データが負荷に反映される仕組みになっている。もちろん,ZWIFTにも対応。
で,組み立ててみた。余っていたスプロケット(11s)も装着。掃除してなのでちょっと汚れているけども。
バイクを装着。春に向けてしばらくはローラーのメインとなる cervelo S5 に。実際の運用はこのS5とVERENO RNの二台態勢なのだが,パワーメーターとなる GARMIN VECTOR は一セットのみ所有している。S5メインの時期とRNメインの時期でペダルを付け替えて使用してきたが,REAL TURBO MUINだと,仮想的にパワー値を計算してZWIFTなりELITEのトレーニングアプリなりに送ってくれるので,VEVTORの付け替えの頻度は少なくなりそうで,これは助かる。しかしデータの精度は気になるところである。試しに比較した時には,少しVECTORの値よりは高めになるかと感じられたが,まずはその傾向を踏まえて使っていけばいいだろう。また,キャリブレーションもできるらしいので様子を見ながらキャリブレーションをしていくことにする。ただ,そのキャリブレーションのやり方がわからないので,誰かわかる人がいたら教えてください。アプリケーションのヘルプにやり方は書いてあるのだけど,「CALIBRATION TOOL」とかいうのが必要なようで,それがどこにあるのかわかりません・・・。
バイクを固定した後は,ケイデンスセンサーを付けなくてはならない。GARMINのがついているんだけど,それは使えないようで,ELITE純正センサーから有線で本体につなぐ仕様となっている。マグネットもクランクに。どちらも一時的に設置するようになっているので,取付取り外しは容易にできるようになってはいるが,できればフレームについているセンサーのデータを拾ってほしいものではある。このあたりはちょっと作業しづらい部分ではあった。
さあ,機材のインストールはこれで完了。
次回は実際に REAL TURBO MUIN を使ってみましょう。