ERG modeの使い分けが必要そうだ
ちょうど昨年の今頃、REAL Turbo Muinをアップデートできるのに気づいて、ERG modeが可能となった。もう一年経つのか。。。
奇しくも、昨日のワークアウトで、このERG modeについて思うところがあったので書いてみる。
ここのところ、というか、このモードが使えるようになってからのワークアウトはこの「ERG mode」を活用していた。あまり意識せずに回しているだけで、勝手に出力を設定値付近に調整してくれるのであまり煩わしさを感じずに取り組むことができていた。
ただ、短時間のインターバルになると、設定値に落ち着いていくまでに時間を取られ、平均値としては大きく食い違ってきてしまうという傾向があった。しかも平均値を目的値に近づけようとして踏むと、一瞬出力が上がるが、そのぶん負荷が下がり、いつの間にかどんどんケイデンスが上がっていくことになったり。。。平均値を気にせずに、流れに身をまかせる分には楽でいい。ただ回していれば指定した値付近に近づいていく。ただし、負荷がかかる時には少し低めに、レスト時には少し高めに落ち着いていくことになる。このトレーナーを使ってのERG modeでのワークアウトではその傾向は仕方がない。
とはいえ、短時間のインターバルでは、このあたりが逆にストレスになる部分もある。なので、昨日は30秒のインターバルを含むワークアウトで、このERG modeをはずしてやってみることにした。
すると、やはり、目標の平均出力に近づけやすいように感じた。
傾向として、ERG modeを使うと、一つのセクションが長めのワークアウトでは、その長めの時間を活用して帳尻は合わせやすい。あまり気にしていなくても目標値付近に収まる。一方短めのインターバルでは意識していないと平均値は目標値との差はかなり出てくる。意識すると平均を上げようとして、結果ケイデンスがどんどながっていくことになる。
ここはやはり、使い分けが必要なのだろう。
一つのセクションが長めのワークアウトなら、ERG modeで落ち着いて。そして、短時間インターバルになったらそのモードははずして、素直に目標値キープを自らの感覚で行う。
それぞれの特性と狙っているものを考えれば当然のことなのかもしれない。
ちなみに昨夜はこの二つ。約2時間10分。