はじめての「ヨルクライム」
先の金曜日。
四川へヨルクライム。
いわゆる夜練。
いつもの通りの四川TT。
バイクを前日から車に積んでおいて、仕事帰りにちゅう吉へ。そこでジャイアントさんはじめ何名かと合流し、走りに出かけた。他の人の多くは翌々日の「高梁HC」出場予定なので、その足慣らし。私は今年は出る予定にはしていたのだが、申込期限の直前に調子が悪いと思い込んでしまっており、申込みを断念していた。
なので、今現在は四川に集中している。
今回は、翌日家族でしまなみ海道を走るため、ホイールをLWC38*50に変更してある。そのためホイールをかえてのアタックとなった。セミディープと言える組み合わせだが、C35よりも少し軽くなることもあり、今回使ってみた。
そして、今回ははじめてのヨルクライム。ライト、リアライトも点灯しての真っ暗な中での上りとなった。多分、ご一緒した他の人はこのパターンは何度かこなしていると思われる。
さて、スタート位置まで行くと、一旦休憩を挟んでのスタートとなった。
以下、「STRAVA画像で振り返る四川の旅」www
①黒 PBest
②赤 今回 P3rd
③青 前半飛ばして後半失速の失敗ライド P4th
本当なら、この間にP2ndのライドが入るが、無難な特徴なので割愛。今回のライドが、③のときの後半失速のパターンを繰り返してしまったので、③を比較対象としてもってきた。
【橋手前まで】
今回は、自分のPBよりも15秒ほど速い他人のパターンをバーチャルパートナーに選んでスタートした。その上で前半の橋手前までをみると、PBよりも速いところからこの区間の後半でペースが落ち、最終的には橋の手前で横並び、その後のペースは一旦落ちている。今回は少しペース速いかな?、とも思いつつ、ホイール軽いしセミディープだし行っとけ!、と思ったのが、この区間の前半部分。その後、スプロケが12-25だったのを思い出したものの、そのまま行かざるを得ない状況でかなり脚を消耗したのが後半部分だった。これまでは11-28で、橋の手前までフロントはアウターで行っていたが、今回は25Tまでしかなかったので、重めのギアを踏むことになってしまった。ホイールを交換した時には28Tはないので、フロントのチェンジのタイミングをかえなきゃな、とは思っていたのだが、走り出してすっかり忘れてしまっていた。
明らかにペースが速い上、違和感のあるギアを使わなければならなかったのに加え、他人のペース(バーチャルパートナーの)に惑わされてのこの区間。かなり脚を消耗する結果となった。
【橋から「展望台と折返しカーブ中間」あたり】
どのライドでも、この区間はほとんど同じペースで走っているように思える。今回比較の3ライドでもこの区間では差は広がりもせず縮まりもせずと行った感じ。ここは下りでいったん脚が回復した後なので淡々と生きやすい区間なのだろう。もう少し頑張ってもいいところなのか?、とも思ってしまうが。
【「展望台と折返しカーブ中間」から「畑後の左カーブ終了」】
「展望台と折返しカーブ中間」を越えたあたりから、PBに差を広げられる。そしてこの区間の後半「畑後の左カーブ終了」手前のあたりから少し差を縮めている(②③のどちらも)。たぶん、スタート直後のペースオーバーで脚が回らなくなっている感じ。PBの時にはまだ脚も残っており、斜度が緩むところではダンシングなりして速度を乗せる余裕があったように思われる。
そして、その後はわずかに残された脚を削りながらの消耗戦となり、最後にはスパートをかけるタイミングもかなり遅らせざるを得ないじょうきょうでフィニッシュとなった。
結果、PBから31秒遅れ。
ちゅう吉に帰る途中から、フロント周りで定期的に「シュッ、シュッ、シュッ」という音が聞こえてくるのに気づいた。翌日のしまなみ海道サイクリングで気づいたが、どうも、ブレーキシューが微かに当たっていたっぽい。
出力的にも、今回の平均はPBの時の平均の2パーセントダウン。NPではPB時よりも少し上回っていた。
次につながる精神状態をキープするために、ここは出力のいくらかをロスしていた、と考えておこう、前向きに。
【今回のマイナス要素】
①スタート直後に張り切りすぎ
②他人(バーチャルパートナー)のペースに惑わされた
③ルーティンのウォーミングアップをやっていない
④ギア(特にフロント)の変速タイミングを間違えた
⑤ブレーキシューのスレ
【次に向けて】
①スタートは抑えめに
②自分のPBを指標にするか見ないか
③しっかりルーティンのルートを通ってウォーミングアップをしておく
④スプロケを変える(めんどくさい)か、変速タイミングを変えるか
⑤機材メンテは的確に(笑)
こんな感じ。
はじめてのヨルクライムだったが、そんなに怖い感じはなかった。ところどころ街灯はあったしね。特に下りで遠くに見える市街地がキレイだったし。これからもチョイチョイ夜のトレーニングに来てみるのもいいかもしれない。寒くなるけど。