20130611「FFWD F6R」お初！
前日までの天気予報では、この日は昼前から弱雨の予想。それを確認して就寝した。ツール・ド・スイスのライブを見ながら、いや、その音声だけを耳にしながら・・・。
朝目覚めると、天気は悪くはなかった。
この日は平日ながら仕事は休みで、本当は FFWD F6R のシェイクダウンに出かけようと考えていたのだが、昼前からの雨予報、そして朝一なぜかジイさんと蕎麦打ちをすることになっていたため、走りに出かけるのは諦めていた。
しかし、念のため、最新の天気予報をチェックしてみた。
するとあろうことか、雨の予報はなくなり、昼くらいには晴れマークまで出ている始末。う〜ん、どうしたものか・・・。蕎麦打ちは避けられない。市役所に行く用事もいれてしまった。むすめちゃんは15時には帰ってくる。
蕎麦打ちしながら、雲の様子を見てみることにした。どうせ曇りと言ってもパラつくに違いない。
とりあえず、相方ちゃんとむすめちゃんを送り出し、ジイさんと蕎麦打ちを始めた。
うどんは何度か打ったことがあるので、蕎麦も苦労せずにできるだろうとタカをくくっていたが、これが案外難しかった。
作業時間は約2時間弱。10人前くらいの蕎麦をジイさんといっしょに打って、作業を終えた。
作業途中で、案の定雨がパラッときたが、ほとんど影響なし。作業を終える頃には晴れ間も見えるくらいになっていた。
これなら、行ける！
時間的には短くなるだろうが、せっかくのチャンスなのでシェイクダウンに出掛けることにした。
市役所の用事をサクッと済ませ、昼食前にバイクの準備。
C35 を外し、FFWD F6R を装着した。
もちろん、今回はブレーキシューも交換。
ホイールの付属品としてついてきた「黄色い悪魔（価格が高いのよ）」を装着した。
心なしカッコ良く見えるから不思議である。
そして今回のライドでテストしてみようと準備したのがこちら。
ヘルメットにつけるタイプのミラー。
後方確認、というよりも、後ろからくる車の「気配」を確認しておくために必要かと思って買ってみた。ハンドルのエンドに付けるものもあるが、バイクにはなるべくモノをつけたくない。
まずは、このミラーのインプレを先にやってしまう。
正直慣れるまでは見づらい。慣れると、後方の気配を感じ取ることができ、それなりに便利である。今はつけ外しできるようにベルクロテープで固定しているが、固定力が弱く、かなりブレる。しばらく使ってみて、便利そうなら、直接ヘルメットに両面テープで貼り付ける方がいいだろう。試用を続けて見ることにする。
気になるのは夜のこと。果たして、後方の車のヘッドライトが眩しくないのだろうか？ そこのところも機会があれば試してみたい。
話は戻るが、
12時半ごろ準備を終え、出発した。目的地は未定。気の向くままにフラついてみようと思っていたのだが、思わぬことで、行き先は決定した。
自宅は小規模な団地の一番上に位置している。なので出かける時にはまずは下り坂を下らなくてはならない。この日も当然下っていった。曲がり角に差し掛かり、これまでの感覚で減速のためブレーキングをすると、「ゴイ〜ん！！！！！」とブレーキ泣きが起こった。アテギキ程度だと、独特の「シュルシュルシュル〜」という音がするだけだが、そこからさらに抵抗を高めるためにブレーキレバーを握ると大きな音が発生する。まあ、予測できていたことなので、とりあえず、急ブレーキを避け、ショップまで行って、トーインの設定を見直してもらうことにした。というか、トーインの出し方がわからないので、ショップで聞いていろいろ試していこうと思ったのである。
ブレーキの効きはまずまず。効きにくいとは聞くが、さすがの「黄色い悪魔」というところか、天候も良い中ではそんなに不足は感じなかった。普段からあまり激しいブレーキの掛け方はできないタチなので、そのせいもあるのかもしれない。
そして、走りだし。
C35 に比べてもやっぱり軽いな〜、という印象。下りを終えて、平地、そしてちょっとした上りを走ってみてそう感じた。ホールのみの重量差が130gちょい？、タイヤがチューブラーになって少〜し軽くなっている分も含めるともう少し軽くなっているはず。
乗り心地は、チューブラーの効果もあるかもしれないが、C35 と比べて少しマイルドになった感じがする。接地感はこちらの方がかなり高い感じがして、コーナーであんしんして身を任せることができた。
高速巡行性は、正直まだわからない。そんなに大きな変化はないような気もするが、今回は逆風の中かなり走ることになったが、これまでの感覚からすると、巡航速度が少し上がっているような気がする。
ただ、これはホイールのおかげなのか、最近夜な夜な回している、三本ローラーのおかげなのか判断が難しい。巡行時のケイデンスが 5〜10 程度高くなっている感じがするので、おそらく後者の方ではないかと考えている。
ショップへ着くと、すぐにブレーキのトーインの出し方を教えてもらった。というより作業をしてもらい、その作業をしながら合間に教えてもらったという感じである。音鳴りは幾分良くなった感じがしたが、強く握り込むとやはり音が出る。やり方は教えてもらったので、設定を変えながら調整を繰り返してみようと思う。
ショップを出てからは、そんなに時間もなかったので、芦田川の河口堰で折り返して帰ってきた。
距離は短かったが、久しぶりの実走。気分は良かったが、後半、特に向かい風が強くなったりもあって、かなりバテ気味であった。トレーニングの仕方も工夫していかなくてはならないようである。
帰宅後、外した C35 のスプロケを清掃。予定した行事をこなし、落ち着いた頃に、「ただいま〜！」というむすめちゃんの元気の良い大きな声。疲れを吹き飛ばしてくれた。
