Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

一週間経つと別人なんだね

f:id:yPhonist:20140901180718j:plain

8月30日(土)早朝5時45分、同じ団地のHMDさんの家の前にいた。

HMDさんはムスメちゃんの同級生のお父さんで、昨年度クロスバイクを購入。ママさんとムスメちゃんの同級生もそれぞれ自転車を購入し、いっしょにサイクリングなどにも行ったことのある人である。ただ、昨年秋くらいからはいっしょにでかける機会も少なくなって、今年に入ってからは初の「ごいっしょ」となった。

11月末に予約したキャンプのお誘いをしたところ、そのキャンプは都合により行かれないということだったが、時候もよくなってきたし、自転車はいっしょに乗りに行きましょうと返信をいただいた。それが、前日の金曜日。ちょうど土曜日には朝から四川ダムへリベンジに出かける予定にしていたので、その旨伝えると、予想外の食いつきで、5時45分集合ということになったのだった。

それはそれでワクワクしながら準備して集合。

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ

 

集合してすぐに気付いたのは、バイクの変化。ビアンキのクロスバイクだったはずが、見てみるとロードに変わっていた。スコットのアルミフレームを買って、パーツも集めて、この春組んだらしいのである。

この夏は雨も多く、まだ距離は乗れていないそうであるが、身近なところでの新たなロードバイク仲間の出現に、ワクワクしながら、四川へ向かった。

出発当初は、あれこれしゃべりながらでゆっくり移動してきたが、四川手前の広い一本道に入ってからはそれぞれのペースでのアップの区間になった。私は軽めのギアでケイデンスを高めにして脚を温めた。

そしてスタート地点に到着、減速してスタート時のギアに合わせようとしたところ、なぜかここでいきなりチェーン落ち・・・。おまけにチェーンをかける作業で右手親指の先を切ってしまった。

ちょうど一週間前の雨の中での四川アタックでも、左親指のケガとチェーン落ちがセットで襲いかかってきていたので、今回も、何だか不安の中でのスタートとなってしまった。

そしてスタート。

HDMさんもゴールの場所はわかるということなので、特にスタートを調節することなく、それぞれのペースで上ることにした。

 

私の今回の目標は、前回(前週)脚を使って半分まで行ったところでのDNF後の二本目で出した、これまでのベストタイム21分40秒からの更新。40秒くらいは更新したいものであると考えていた。

 

スタート後、斜度が緩やかなうちにスピードを乗せタイムを稼いでおこうと、ダンシングを多めに交えて、前半を走った。前回の走り方と同じようなイメージだった。下りに入り、再度上りに入るところ、ちょうど前回チェーン落ちした地点でのタイムを見ると、40秒速く通過できていた。前回の一本目でのチェーン落ちの想定していたロスを考えると、その時の同じ様なペースを再現できたと思われれる。あとは、前回の二本目のペースに相当するくらいで上がれれば、40秒更新し、21分ジャスト付近であがれる、ということになりそうだと考えた。

しかし、そううまく事は運ばなかった。

今回の後半、思ったようにペースを維持できず、途中で失速してしまうところが出てきてしまったのである。気づいて速度回復を図るも、おかげで脚を使ってしまい、どんどん体力が消耗され、軽めのスパートから入って、ゴール直前の本スパートへつなげるという予定も頭からすっかり忘れ去られ、何が何だかわからないうちのゴールとなってしまった。

結果、21分17秒。

更新はできたが、後半のダレ加減を考えるととても情けない思いがする。今回の前半と、前回の後半を単純に足せれば21分あたりまでは行けたはずなのに・・・。日が違えば全く同じコンディションではないということが改めて実感できた。「一週間経つと別人」なんだ、と。それとともに、その時その時のコンディションを正確に見極め、その一本を全力で走り切るしかないのだ、とも・・・。

確かにこの週はあまり走れていないし、前日、前々日が結果的に休養日となってしまっており、疲れはないフレッシュな脚であったはずではあるが、体重は増加傾向だったし・・・。

次はもう少し絞って行こう・・・。

近いうちでの20分切りの目標達成にはもっと時間が必要なようである・・・。

 

約9分遅れてHDMさんがゴールした。

クロスバイクで昨年走った時には26分くらいだったようだが、今回は使用したギアの関係で重いペダルを踏まなくてはならなくなって苦労したようであった。

 

こうやってそれぞれの自転車の楽しみと坂の苦しみを味わって、下りに入った。

出発した6時前には肌寒かったが、ゴール地点では青空の中から日も差し、じっとしているとポカポカと心地よかった。

しかし一転、下りに入ると、日陰だろうが日向だろうが関係なく寒かった。下りながら鳥肌が立ってきた。身体を温めようと回したくても、カーボンリムでのブレーキングが心配で、できるだけ速度を上げないように、全身で風の抵抗を受けながら下るしかなかった。

 

四川ダムを下り切ると、あとは平坦地をゆっくり、おしゃべりを楽しみながら帰ったのだが、次週はいっしょに午前中走りに出かけよう、という約束をした。レース前日ではあるが、軽めに脚を回す程度なら問題ないと思われる。

そして、あれこれしゃべくりながらの帰宅途中、考えてしまった。

 

「基本的にオレって、クライマータイプじゃないもんな~」

 

じゃあ、なんなの? と聞かれるとわからないんだけど、身体のでかさと体重からすれば明らかに「山」には不向きだし・・・。

 

ちょっとあきらめかけてた。

 

でも、あの達成感を味わうのが楽しいし、他人との比較ではなく、なんとかして近づいていこうとする目標はあるだけで励みになるので、それでいいのかな?、とも・・・。

 

とりあえず20分切りである。一度立てた目標なので、なんとしても達成はしたいし。

 

そこで、帰宅後、ガーミンのデータをいろいろ見て、検討してみた。細かなことは省くが、以下のような点を改善してみると少しはタイムアップに近づけるのではないかと・・・。これまでの自分のデータを見て、単にいいところどりをするだけなのだが、そこを頑張る意識を持ってやればちょっとは違った結果も得られるのではないだろうか。

 

  1. 下りに入る橋の手前の速度が上がる部分を28km/hくらいまで乗せておいて勢いで橋までの勾配を乗り切る。
  2. 下りできっちりスピードを乗せる。今回はここで脚を温存してしまい、30km/hちょいまでしか出ていない。速いときには50km/hくらいは出ていた。
  3. 再び上りに入ってから折り返しまでの区間で、もう1~2km/hほど速度を上げる。というより、いったん速度が下がるがそこを最小限にとどめておいて、この区間の後半に向けて速度を少しだけでも上乗せできるように必死に回す。
  4. 折り返して速度が増す区間を越えてからの速度の低下をできるだけ抑える。12km/h前半くらいまで落ちてしまうので、なんとか14km/hもつれまでで維持する。
  5. スパートでもう15kmほど上乗せ。今回は間違ってフロント・インナーで回し続けてしまっていたので、スピードが乗らなかった・・・。

とまあ、結局どのポイントでも「がんばる」しかないということなのだが、具体的な目標数値があれば、「やってみよう」という気になれるかもしれない。それに期待してみる。

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村