一日遊んだな~(もみのき耐久レース レポート)
もみのき90分耐久レースへソロ参加。まずまずの結果を残して心うきうきな状態で終えた,9月13日(日)の午前中。しかし家族でこのイベントに参加している私はここからが忙しかった。
私が走っている間に,相方ちゃんに頼んで「キッズロードレース」,「240分耐久レース」の受付を済ませておいてもらい,「キッズロードレース」の見送り。
この「キッズロードレース」,ムスメちゃんが参加するレースである。大人の付き添いも可能ということで,ムスメちゃんには相方ちゃんが付き添いで出場した。M久さんとこの姉妹,店むすくんもそれぞれお父さんに付き添ってもらって,アップダウンのキツイあのコースを一周してくる。
送り出した後は,240分耐久の準備。「キッズロードレース」のスタート後,約20分後にスタートとなるので,ムスメちゃんたちを見送った後,すぐに準備を完了させ,スタート位置に向かった。
午前中に行なわれた90分耐久のスタートとは一転。なごやかな気分でスタートを迎えられた。
スタート前は,2周か3周くらい走ってもいいかな,と考えていたが。しかし,さすがに午前中90分全力に近い力を出し切った直後,走り出した直後に,「脚重!」「ダル!」「キツ!」などというネガティブな思考しかわかなくて,一周したら交代に入ることにした。それまでにムスメちゃんたちが帰ってきていなくても,ゆっくりすればいいや,という感じ。
そうは言いながらも,前方遥か彼方を先行する,ちゅう吉組スタート担当のチネくん。追いつけないまでも同じようには気分よく走りたいと,無理のない程度で頑張った。それでもカラダは重い。
一周を終えピットに戻ると,なんだか不穏な気配。
相方ちゃんのバイクをスタッフMくんがいじっている。
どうやら,相方ちゃん。上りでの先詰まりにより,立ちゴケをしてしまったようである。リアディレイラー側に・・・。少しハンガーを曲げてしまい,その応急処置をしてもらっていた模様。
なので,私にもう一周走って来いと・・・・・。
別に走らないで,休憩していてもいいのだが,手持無沙汰になるのも嫌なのでもう一周流してくることにした。
この一周はホントに「流し」で,景色を見ながら気持ちよく適度なスピードで走ってきた。レースでは通常,周りを見ながらなんてありえない。そういう意味では貴重な一周だった。
帰ってみると,相方ちゃん,ムスメちゃんともに車にこもっていた。お腹すいたとか・・・。確かにそういう時間ではある。焦る必要もないので私もおにぎりを頬張った。
しばらくの休憩後,相方ちゃん出撃。
待っている間にムスメちゃんが「走る」と言ってきたので,相方ちゃんの帰りを待って,いっしょに出かけた。
これでこのコースをムスメちゃんは3周目。
ずいぶんとなれてきたようで,上りはキツイといいながらも,その後に続く下り区間を楽しみに頑張っていた。そして下り区間では二人してリラックスモード。いろいろ話をしたりしながらの全くのサイクリング。
スピードも少しずつ出すようになってきており,安定感も増してきた。コーナリングでもハンドルに頼らず,キチンと身体を傾けて曲がることができるようになってきていた。
そんな様子を見るだけで「楽しいな」と。。。
しかし,最後にはやっぱり上りは待っている。
それはムスメちゃんも覚悟の上。
何とか必死に上り切って,いっしょにピットイン。
このあともう一周してムスメちゃんは終了しているのだが,あとで聞いたところによると,上りのきついところで,ギャラリーの人が応援してくれて,それが励みになったんだとか。そのおかげで最後まで頑張れたんだとうれしそうに語っていた。確かに,追い抜くときに「がんばっね!」と声を変えてくれたりする人も多く,なんかいい雰囲気のイベントだな~,と。
その後私と相方ちゃんで交代しながらボチボチ。
そのうちの一周を,チネくんと合わせて出走。上りで置いていこうとするチネくんに必死に追いすがり,下り区間で何とか追いつき,上りに差し掛かった。上りでは勢いを使って楽に短時間で済ませたかったのでそのままダンシングであがったが,チネくんはゆっくり。しかも,
「アウターなんですから,ゆっくりいきましょうよ~!」
とかって。
「そんなん言われても,知らんし~」
「そこまであれだけアゲて走っておきながら~」
などというやり取りは,ギャラリーの笑いを誘っていたらしい。
そして最後の周回。
みんなでパレード走行が認められている。
ほぼ全員揃って一周してこの行事を締めくくった。ただし子どもは店むすくんだけ。他の子はそりゃ疲れてるよね。ムスメちゃんもあれだけの上りがあるコースを,4周,24kmほど走っているんだから。
そんなこんなで,一日自転車付けの行事を終え,撤収して風呂入って帰ったわけ。
ところで,こんな素晴らしいイベントを開催していただいたスタッフの皆さん,ありがとうございました。今後も楽しみなイベントの一つとして,参加させていただきたいと思っております。特に今年から可能になった?最後のパレード走行は,勝負に関係のないチームとしてはとても楽しい走行となりました。
勝負がかかっているチームの方々の邪魔にならないよう,マナーを守っていきたいとは思っていますので,ぜひ今後も続けていって欲しいと思います。
一日楽しんだ後,楽しそうなムスメちゃんにもう一つのご褒美が。
帰宅途中で夕食をみんなでとった時に,シルバーウィークの後半で,M久さん親子といっしょにキャンプへ行こうという話になったらしい。シルバーウィークの予定はまだ確定していなかったので,ちょうどよかったとともに,同じ年代の子どもがいっしょのキャンプということでムスメちゃんもたいそう喜んでる。
楽しいことの連鎖。
それをモチベーションに,また仕事頑張らないと!