Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

気になる左右差について対処しなくては

GARMINのサイクリング・ダイナミクスでわかること

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先日のエントリーで、「左右の出力バランスの差が気になる」点に軽く触れた。

GARMIN VECTORとEdgeの組み合わせによるサイクリング・ダイナミクスという機能により、ペダリングのいろんな側面がわかるようになっている。その中に「左右差」についてわかる項目がいくつかある。今回はその中の2つに注目したい。今気になっているのがそれらだから。

その2つとは、出力の左右差とPCO(プラットフォームセンターオフセット)。これらについて自分がどういう状況なのか見てみたい。

出力の左右差

VECTORがパワーメーターであることから、当然、左右の出力差がわかる。左右均等にパワーが出ているのかと思いきや、その時々によって右が強かったり左が強かったり。私の場合は常に、と言っていいくらい左のほうが強い傾向にある。これまでの経験値からだいたい[左52%:右48%]。これについては以前こんな感じで考えていた。

そして今回痛感したのは,ペダリング時の左右差のこと。GARMN VECTORを導入してからいつも気になっていた。だいたい左が2~3%ほど強い。〔50%-50%〕にはなかなかならない事実である。

今回のソフトテニス後の筋肉痛で納得した。

利き脚の右が強いイメージがあったのだが,実際には左が強い。この事実に違和感があった。でも実は何をする時にも,利き脚でない左は軸となり,それを土台に器用な右脚が使えるのだ。テニスの時にも然り。左脚がどっしりと支えてくれてはじめて右脚のパワーが生かされているのだ,と。

なので、この部分はあまり気にしないようにしている。実際、シーズンによって数値が入れ替わったりすることもある。後に見てみるが、シーズンに入って間もないときにはどうもこの数値が逆転するようだし。

PCO(プラットフォームセンターオフセット)にみる左右差

PCOとは「パワーがかかってペダル上の位置」。ペダルのセンターの外側に力がかかっているのか、内側にかかっているのかということになる。私の場合、これがかなり気になる。これについては少し前にも同様に触れている。

すると、どうも左右差があってどうも気になってきた。これまでの値を平均すると、左足は「-2」程度。それに対して右側は「-10」程度の値となっている。気にしなければよかったのだが、いったん知ってしまうとなんか気になってしょうがない。

そこで、クリートと靴の間にシムをはさんだりして調整してみたがなかなかうまくいかないので、SPEEDPLAY、VECTOR通してはじめてクリート位置を調整してみた。これまでは、どちらもクリート位置は最先端、最外側で使ってきていた。つまり、一番つま先寄りで、脚も一番内寄りで使っていたのである。

今回は試しに右脚のクリートを少し動かし、右脚をちょっとだけ外に移動してみた。すると、

左「-1」:右「-5」というPCOの値となっていた。では、もう少し動かしてみようとしているのだが、これがどういう効果があるのか、はたまた無条件に左右をそろえていけばいいものなのか少し気になるところではある。

という感じで、いったんは納得してはいたのだったが。

ここへきて気になりだした(原因は心当たりがある)

で、冒頭部分に戻るのだが、ここへきてまた気になりはじめた。特にPCOについて。いったんは[左-1:右-5]というところで気持ちを納得させていたのであるが、現状以下のような感じになっている。

【AGEAGE Rideのとき】

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【Threshold Developementのとき】

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 この時のシューズは古い練習用のシマノのシューズ。もう一足S-WORKS 6があるが、どちらも同じようにクリート位置を合わせたつもりでいる。合わせ方については、昨年末スキーブーツのフィッティングの時に気付いた足の形の差を反映させた(良し悪しはわからないが)。

 スキーブーツのフィッティングの時には確かに納得。その上でバイクシューズのクリート位置も直したつもりだったのだが、その後全く見直す機会はない状態で今に至っている。なのでそろそきちんと見直して、0mm:0mmまでは行かないまでも、納得していた時の値くらいには近づけなければならないだろう。

ちなみに、S-WORKS 6を使用し、身体がまだできていない時の状態のデータが以下。

【トロバラ練習のとき】

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【トロバラのとき】

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この時には明らかに自転車に乗っていない後の状態。パワー差は逆転していて、しかもその差がかなりある。PCOはそんなに変化ないかな、という感じなので、クリート位置のセッティングを煮詰めてみなくてはならないだろう。実際、現状として右脚の負担がかなり感じられている状況がある。出力的には左のほうが出ているに、右脚のみ太腿、ハム、膝裏あたりに張りを感じるのである。

新たな疑問も

 そしてもう1つ興味を惹かれるのは、PCOのグラフの「乗っていないとき(下の2つ)」と「現状(上の2つ)」の違いである。出力の違いは乗れているか乗れていないかだと考え置いておくにしても、その散らばり方の違いが気になってしょうがない。「乗っていないとき」よりも「現状」の方が左の散らばり方が明らかに大きい。逆に右はとちらも安定した位置を踏み続けているようだ。いやはやこれをどのように考えればいいのか・・・。

まあ、とりあえずできることはクリートセッティングの見直しなので、それを煮詰めたあと、その他の要素にも目を向けて行くことにしたい。