Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

偶然にもいわゆる「しまなみ縦走」気分で、O.SYMETRICに苦戦!

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「若いモン」に誘われてサイクリング。これまでもショップのイベントには参加したことのあるSOくん(♂)。そしてしまなみ走りたいです!、とサイクリングを誘ってきた、お○すん(♀)、お○も(♀)の三人の「若いモン」。
加えて、アドバイザリー・スタッフとしてチネくんを呼んで、総勢5人での旅となった。
 
この日はちょうど「しまなみ縦走」の日。狙っていたのではなく、日程調整していたらたまたまこの日になった。ユルユルなサイクリングにはちょうどいい。ペースは「若いモン」、特に女子に合わせることになるのでかなりユックリ。
なので、私はここのところのスキー疲れ、チネくんは前週のレース、そして前日のしまなみ縦走突っ走りの「リカバリー・ライド」という位置付けとなった。

 

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いつもの集合場所でチネくんとは合流。ここから全体の集合場所である尾道まで「激走」となった。
起きて間もない私を牽いてチネくんは結構なペースを刻む。ムリもない。「トロッフェ・バラッキ」に向けてDHバーを装着して初めてのツーリングなのではしゃいでいる。アップも出来ていない私は必死でついていくしかなかった。
 
リカバリーと位置づけながら、引きずり回されてしまった。この後はホントにユックリ走ることになるのでよしとする。
 
尾道に集合すると、お○すんとお○もの二人は自転車をレンタルして待機していた。そこにSOくんも到着して、全員集合。
で、とりあえず集合写真を撮って、
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出発。
 
まずは駅前渡船にて、向島に渡った。
 
と、ここで最初のメカ・トラブル発生!
まさかの、、、いや、、、想定内ではあったのだが、ここでいきなり?というタイミングでのチェーン落ちだった。しかも、バイクを押して歩いているときに・・・。
その時は理由もわからなかったので、焦ってしまった。他のメンバーはチネくんに任せて先に行ってもらい、チェーン落ちをなおすことにした。
バイクを立てかけて確認してみると、インナー落ちだった。ROTORのチェーンキャッチャーをつけていたのだが、その下にはまり込んでしまっていた。どうしようもないので、アーレンキーを取り出し、フロントディレイラーの固定ボルトで共締めされているチェーンキャッチャーを動かして、救出した。
その時にはわからなかったが、どうもフロントがアウターでリアがローの時にベダルを逆回転させるとフロント・アウターの下側から外れていく感じだった。リア・ローから一枚外へ行くと大丈夫だったので、そこのところを気をつければその後は同じような落ち方はしなかった。
 
そして無事、チェーンを拾い上げてみんなの元に戻ったが、しょっぱなからのチェーン落ちに少し気分は萎えてしまった。それでも合流後は、ユックリと好天の空の下、サイクリングを楽しんだ。
 
そして、向島練のスタート地点へ。私とチネくん、SOくんはペースアップを図り、約2km程度を各自でアタックすることにした。道なりに海岸沿いを進めば迷うことはない。合流地点は因島大橋のたもとにある、「しまなみ縦走」のチェックポイントにした。
 
そしてスタート!
チネくん、その後を追ってSOくんが出る。私は残る二人に合流場所と道なりであることを伝えて加速。そこまでインナーで回していたのでソロっとアウターに上げ、前に追いつこうとしたところで・・・、
またもやチェーン落ち。
今度はアウター側である。
ショツプで調整してもらった時にはギリギリ変速できるくらいでハネを調整してもらっていた。それ以上外へ移動させると、外へチェーン落ちしてしまいそうになると。しかし帰宅後ローラーで回すと、それでもギアを上げられなくなった。負荷がかかったところでチェーンにかかる力が強まり、他所にゆがみなども出たためなのだろう。
そこで、さらにアウター時のハネの位置を外に出すことで変速できるように調整し直していた。
おかげで、一番楽しそうな時にチェーン落ちという憂き目に遭ってしまった。すぐにフロントをインナーに戻しペダルを回すことで、とりあえずインナーには復帰。しかし、アウターへ切り替えるためにはどうすればいいのだろう?。そんなことを考えながら何度か試して、コツをつかんだ。どうも、ソロリとアウターへチェンジさせようとするとやらかしてしまうらしい。しっかり回してチェーンにテンションをかけてやることで、うまくアウターへシフトした。その後の試行錯誤で、リアがローに近い位置にないと落ちることもつかんだ。なんとも厄介ではある。
さて、アウターにかかってからは、とにかく加速して前に追いつこうと考えた。
O.SYMETRICの「グウィン・グウィン」という感触とともに加速していった。天気もいいし気持ちいい。DHバーを使い上目遣いで前方を見ながら走っていると、SOくんの姿を捉えた。そしてオーバーテイク。当たり前である。彼はクロスバイクだし。そしてさらに前方にチネくんの姿も見え始める。距離は少し縮んできたものの、合流地点は目前。走ることを楽しむことにして、O.SYMETRICの感触を味わった。
そして合流。ちょっと引き返して二人を回収してまたそのチェックポイントに戻った。
 
「若いモン」たちは、予定外にチェックポイントを回りながら自転車で走るというのに少しはしゃぎ気味だった。ただダラダラといっしょに走る、というのではなく、このようなイベントに参加できるタイミングとなり、ちょうどよかった。
 
再スタートを切ってからはすぐに因島大橋への上りに入った。
そこまで、インナーに入れるとまたアウターに上がりにくくなるかもしれないと、アウターのまま、リアをロー側にして走っていたのを、インナーに落とした。
すると、
 
ん???、なんか違う???
 
明らかにペダリングする足の感触が違った。インナーは真円のままなので、これまでならこれが普通だったのに、この瞬間は違和感を感じてしまった。
踏むタイミングでは多少抜ける感触を味わい、下死点から引き脚のフェーズではとてもまどろっこしく時間がかかった。まあ、O.SYMETRICで感じたことと逆の感じ方をしたというだけなんだけども。でも初めてO.SYMETRICを回した時には、違和感よりも「面白い感覚だな、勝手に回っていく」という感じ方であったのに、真円に戻した時には「違和感」として感じられた。なので、真円だと効率が悪い、もっと言えば非真円リングで「矯正」されつつあるのかもしれないと感じた。
 
こんな感じで因島大橋への上りを終え、因島に上陸した。もちろん因島に渡ってすぐのチェックポイントも通過。
 
この後はいつもなら、しばらく海沿いを走り少し内陸に入ってコンビニに寄って休憩となるところだが、この日は「しまなみ縦走」。チェックポイントに寄らなくてはならない、、、ということもないんだけど、せっかくだからという感じでフラワーセンター前のチェックポイントに寄った。このルートは少し上りがあるが、みんななんとか切り抜けることがてきた。
その後にコンビニ休憩を入れ、生口橋の展望広場にあるチェックポイントまで、チネくんとSOくんを解き放った。やはり初めての二人のペースに合わせるのに飽きてきたのか、解き放ったとたん、グイッと速度を上げて走り去っていった。私はいっしょにゆっくりペースで。
 
本当にユックリ、でも着実に走るのだが、その中でも色々試しながら走ってみた。重めのギアでペダリングの確認をしたり、もちろんO.SYMETRICの感触をいろんな乗り方で確認してみたり。

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今回のサイクリングは、ユックリ、ユックリ走ることになるのは予想できたこと。知り合いの「若いモン」に誘われ、一緒に出かけることになったが、このようなペースは正直好まなかった。あまり練習にならないだろうし、何よりお尻が痛くなる・・・。
しかし今回、私にとっては仕方なく感満載で出かけてきたこのサイクリング。たとえゆっくりであっても、やるべき事はあるなという印象を受けた。ゆっくりすぎて練習にならないからというのを走らない理由にするのはもったいない。やるべきことをはあるので、実際に走ったほうがいい。そう思わされたサイクリングとなった。
 
瀬戸田に渡ってからは恒例の「ジェラート」をこの辺りになると、時間的なものもあるのだろうが、急に人気が多くなっていた。もちろん自転車関連の人々が多い。みんなそれぞれの楽しみ方とペースで、自転車を楽しんでいるようで、その雰囲気の中でなんだか幸せな気分になった。
 
そしてその後、この日の目標である県境越えとなる。多々羅大橋を渡り、大三島へ。橋の上では風が強くなってきており、しかも横風を交えた逆風。なかなかキツかったが、その分帰りに楽できることを祈ってひたすら脚を回して、大三島に上陸した。

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しばし休憩の後、引き返したのだが、風向きは変わっておらず、その後はほぼ強めの追い風に押してもらうことができた。追い風に乗って順調に瀬戸田の商店街付近にある「中華 瀬戸田」にて昼食。後は途中でコンビニに寄って尾道まで走って帰った。
 
途中何回かは、道のわかりやすいところで、男三人で先行して高速巡航を楽しんだりも。瀬戸田でもそうだし、向島においても、少しの間ではあるが50km/h巡航ができたことに驚いている。追い風とはいえ、これまでにないことだったもので。これはDHバーのおかげか、はたまたO.SYMETRICのおかげか。
 
尾道まで帰ってから解散し、男三人は福山まで連れ添って帰った。チネくんはライトを持っていなかったので、早めに先行して帰路に着いた。そしてSOくんを引き連れ、その後分岐。それぞれの帰途について、今回のサイクリングの全行程を終了した。
 
確かにユルユルではあったが、所々のハイペースはなかなかにしんどく、アクティブ・リカバリーにしては疲れてしまっている。
 
今回のライドでは、GARMIN Edge510 に、気になることがあった。それは以下のグラフで分かる。

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 出力も左右バランスもきちんと記録されているのに、PCOがある時点から記録に残っていない。パワーフェイズにしても然り。思うに休憩を挟んだタイミングで記録が途切れているように感じられる。
原因は・・・、ファームウェアの更新をしていないからか?
これまではver3.2で使っていたのだが、知らない間に3.4まで進んでた。アップデートして確かめてみなくては。
 
さて、O.SYMETRICであるが、感触はとてもいい。このまま使い続けたいという思いを持たされた。しかし、変速が不安定で使えない。今回のようなサイクリングならば、その癖を覚えればそれなりに楽しめるだろう。しかし、特にレースなどで安心して使えないのはネックである。
モデルチェンジしたO.SYMETRICなら、変速ピンも付き、肉抜きもされ軽量化されており期待できそうな気もする。しかし組み合わせるインナーが38Tしかないというのも悩みどころである。おまけにとどめは、ショツプでは扱っていないらしい。
ということで、どうやら再度ROTOR Q-RINGSの52Tと36Tの組み合わせで決めることになりそうである。というか、すでに注文済み。

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これで様子を見ながら、我慢できなくなれば、O.SYMETRICのアウターだけ入手して追加しようと思うところとなった。