相方ちゃん脚馴らし~からの大三島!(久々センチュリー)
7月26日(日),相方ちゃんとツーリングに出かけた。ムスメちゃんはまだ寝ている時間帯である。前日の夜の就寝が遅かったため,起き出す前に走ってこようということだった。なので6時過ぎに出発。
目的は,次週の「ミッドナイトエンデューロ」参加にあたり,新たに導入したビンディングシューズに慣れること,そして数週間前に肉離れしてしまったふくらはぎの調子を見ることだった。肉離れは,ほぼ完治に近い状態なので,リハビリを兼ねて軽く回す感じでのツーリングとなった。
近場を1時間半程度くるっと回って帰ろうというのが計画だった。
ただ,その時間では気分のいいところを走ることはできない。それならば,まあまあ道も大きく直線基調で走りやすいであろう,と松永方面へ向かっていった。
6時台出発ということもあり,まだ涼しさも残っていた。天気も良く,カラッとした感じだったので,走行していれば風も当たり気持ちがいい。
そんな感じだったので,せっかくだから気分のいいコースも走ってみよう,ということになり,遠回りするコースへ計画を変更した。
松永から南下し,常石,阿伏兎,鞆の浦を回って帰ってくるコースである。
さすがに海沿いの道は気持ちよかった。負荷もL2に満たない程度だったので,完全にリカバリーライドといった体のツーリングとなった。相方ちゃんにとっても,そんなに負担にはなっておらず,ちゃんとついてきていた。
途中2カ所目だった上りがあったが,そこもなんとか「ハァハァ」いいながらもクリア。脚を着くこともなく「ちょっときつかったわ~」といいながらもすぐに呼吸を整え,淡々と進んでいく姿にポテンシャルを感じた(ニヤリ)。
予 定変更により,50km弱走ることになった。実は相方ちゃんにとってはこれが初の「ツーリング」といっていい。これまでは必ずムスメちゃんもいたから,そ んなに距離も伸ばせないし,速度も10km/hに満たない程度。それが今回はじめて大人だけのツーリングとなり,ペースこそ抑え気味だったがそこそこ距離 を乗った。さすがに首や肩が凝ると言っていたが,あの爽快さは味わってもらうことができたのではないだろうか。肉離れ後のふくらはぎも,自転車ではほぼ問題ない様子。来週の「ミッドナイトエンデューロ」では何とか走れそうである。
さて,帰宅後は実はチネくんと走りに出かける予定にしていた。予定では9時半に尾道駅前集合。相方ちゃんとのツーリングとちゅうで,遅れるのは確実とわかって連絡を入れ,10時に時間変更してもらっていた。それでも家に帰ったのは9時35分。
すぐに出発して,TT並のペースで尾道へ向かった。追い風も手伝い,45km/hを越えるところもあり,気持ちよいアタックができた。その前の相方ちゃんとのツーリングがイイアップになったのだと思う。その代り,尾道到着のちょっと前には脚が売り切れちゃってた。集合場所到着は10時10分。遅刻したことを謝った。
無事集合を果たし,まずは計画を練った。取りあえず,12時までしまなみを走って帰ってこよう。そんなザックリとした計画となった。
ペースは35km/h程度の巡航。先頭を後退しながらゆったりと走った。
それにしても気持ちの良い天気。気分良く距離を伸ばしたいものである。
途中因島で,チェーン落ち発生。声をかけるも先を行くチネくんには届かず。すぐにチェーンをはめなおして再スタートしたが,かなり距離は空いていた。そこでまたもや高速巡航に切り替えざるを得なくなった。しばらく走ってやっと追いつくも,ここでも脚を消耗。
その後,因島の市街地に入ってから,同じショップ(ちゅう吉)のメンバーのM井くんに追いついた。実はM井くん,尾道駅前集合時にはいっしょにいた。その時点ではまだ行き先が不明だったため,「しまなみを走る」と行き先の決まっていたM井くんは先に出発してしまっていたのだった。なので,しまなみを行こうと決まった時には,M井くんに追いついて,いっしょに走ろうというのがもう一つのテーマとなっていた。
M井くんと合流後は三人で巡航。
瀬戸田に向かった。
生口橋を渡り,瀬戸田へ降りる地点で,M井くんが別のちゅう吉メンバーを見つけ話していた。風の具合もみて,いっしょの方面へ回ることにした。すると,もう一人のちゅう吉メンバーとその知り合いの方も合流。
にわかに合計6人の小集団が出来上がった。その方たちは,途中から船で岩城島へ渡るために別ルートになったが,走っているだけで知り合いと会っていっしょに走れる。しまなみ海道はそんな場所なんだな,と改めて考えさせられた。
考えてみれば,こんなに気軽に自走で「しまなみ海道」へ来ることができる環境も恵まれている。車や電車,中には飛行機を使ってまで全国各地から多くの人々が「走り」に来ている場所である。
また三人に戻ってからは,気づくといい感じの追い風。ちょっと調子に乗って先頭へ出て,ペースアップをした。ぐんぐん速度も上がり,40km/h巡航!・・・,となるはずだったが,けっこう疲れてて,ダラダラした加速になってしまった。それでも追い風の中走るのは気分いい。
そんな気分のまま大三島へ到着。
ドリンク補給をしてしばし休憩をはさんだ。
良かったのはここまで。
M井くんは伯方島まで行くことにして出発。残された私とチネくんは,時間的に引き返す頃になっていたのでここから帰路についた。
そこまでは気持ちの良かった日差しも,すでに「キツイ」と感じられる。真上からの日差しにジリジリとあぶられながらの帰路となった。休憩の感覚も短くなってくる。
最後はヘロヘロになりながら,尾道に到着した。