Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

ペダリング・スキル向上の効果を検証する(結果は春だけど)

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ここのところ、というか、この秋から冬の間にじっくり取り組んでおこうと考えて取り組み始めた、ペダリング・スキルの向上。1ヶ月ちょっと経過した。

 

今シーズンは体調不良が2ヶ月おきに襲い、その回復に1ヶ月要す、というのを繰り返した。また夏前後が記録的な猛暑だったということもあり、自転車で走る回る機会は少なかった。その分映画はたくさん観たがw。

そしていつしかスキーシーズンは目の前に。こうなると必然的に私の自転車はオフシーズン入りということになる。

 

昨年の反省を踏まえ、今回のスキーシーズンの入りはユルっといくことにした。冬が本格的になるととにかく体力の消耗が激しい。その前段となる今頃の時期をあまりハードに入ってしまうとたぶんもたないのだ。昨年は四川のタイムアップを狙って、高負荷トレーニング+減量に明け暮れていた。その結果が年度明けくらいからの体調不良に続いたのだろう。今回は同じ轍は踏まないようにしたいものである。

 

とはいえ、体力維持とペダリングの感覚をこの身にキープしておく必要はあるため、全く何もしないというわけにはいかない。何もしなかったら、スキーでの体力も低下してしまうだろう。

ということで、この冬は負荷は低め、その代わりペダリングスキルをしっかり身につける期間とすることにしたのは既報の通り。

オフトレ、スキー準備、そしてペダリング効率について取組む - Daily Sketch with...

じっくりと負荷の低い状態、もっといえばLSD的な感覚でできるだけ疲労少なく体力維持は図っていくというのが目的となる。LSDに時間を割く意義については疑問視される部分もあるだろうが、事情によりw「疲労少なく体力維持」という目的のためには有効な取り組みになるのではないかと思っている。そこにもうひとつの目的「ペダリングスキルの向上」を足せば、十分この冬に取り組む意義も出てくるだろう。

このペダリングスキルだが、もちろん、Pioneer ペダリングモニターシステムでその推移を見ていくことになる。ペダリングの効率をできるだけ高く保つ意識を持ち続けるのだ。このペダリング効率も高いにこしたことはないが、イコール「強くなれる」かどうかはわからない部分がある。しかしそこのところを自分で体験、実証してみるのもこの冬のテーマとして取り組んでみるつもりでいる。

 

冒頭との通り、このあたりを意識しはじめてからの1ヶ月ちょっと。ペダリング効率の推移を見てみたい。

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ちなみに全く意識していなかった時の効率は、左39.8%、右42.2%。

約一週間ごとのデータを拾ってみた。(もう少しデータはあるがそんなに大きく変わるものではない)

意識するだけでこれだけ数値は変わってくるということだ。

ただ、この部分の数値が上がってどういう効果が出るかという部分はこの冬取り組んでの結果を待たなくてはならない。

ただ、意識するだけでこれだけ、ポンと上がる値。この値の向上は簡単なのではないかと感じられるが、案外これを意識し続けることが辛い。意識すること=普段と違う身体の使い方が求められることになるからだ。

なので、この冬の目標として挙げた「ペダリング・スキルの向上」、もっと砕いて具体的なものに落とし込んでいくと、「ペダリング効率の向上」→「無意識にこの感覚のペダリングができるように身につけることができる」という感じになるだろう。

 

そこのところでの効果は既に少しづつ感じられつつある。

このデータを取るためのワークアウトは、200Wー5分、170Wー5分を5回繰り返すもの。アップとダウンで5分ずつ、合計1時間である。出力の上下があるが、170Wに落ちる時に、意識が途切れると効率は50パーセント以下に落ちがちになる。

11月に入るまであたりは、その傾向が強く、かなり意識しないとキープできず、またキープしようとすること自体にツラさも感じていた。しかし、繰り返しの中で身体が馴染んでくるとともに、170Wに落ちる時にもあまり効率を落とすことなく回すことができるようになってきた。そして最近ではあまり意識せず、「ウォーキング・デッド」を観ながらでも効率キープできるようになってきた。

 

そして、最近実走の機会があったので、実走の中で同じようなペダリングができるのか確認してみた。

平坦1.2kmの周回コースを17周ほど。出力は上記ワークアウトと同様、200Wで11周、その後クールダウンとして170Wで6周走った。バイクがS5で、ペダリングモニターが付いていなかったので、ペダリング効率は見られないが、身体の感覚としてみると、あまり違和感なく同じようなペダリングができたのではないかと思われる。

ただし、やはりケイデンスは70rpmチョイと低め。今後、春までにはケイデンスを上げつつ効率もキープするという課題に取り組まなければならないだろう。