ポータブル電源検討 EFDELTAに決定!(NV350で快適車中泊)
こんな時期なので・・・
コロナによって、自由に外出するのがはばかられる状況が続く。その出口は見えはじめただろうか。。。いや、、、まだまだかな?
まだまだスッキリしない状況は続き、いつのまにか、「新たな生活様式」が当たり前となっていくのでしょう。
などといろいろ考えを巡らせていてもはじまらない。どうせ悩むなら、楽しい悩み方をしたいもの。というわけで、ポータブル電源を検討した。用途はもちろんNV350での車中泊。
016 EFDELTAがやってきたから、セカンドテーブル作って電子レンジ置くよ!
車中泊での悩み・・・
車中泊での悩みは、そもそもいくつかあった。
大きくは3点。
- 冬場の暖房
- 車内調理での利便性
- 夏場の暑さ
冬場の暖房
冬場の暖房について、前車アミティ(ミニキャブコン)では、FFヒーターがあったので、基本困ることはなかった。ちっちゃくてもそこはキャンピングカー。断熱も普通の車に比べればしっかりとされていた。
しかし、NV350になってから、断熱は少しづつ進めているものの、寒い時期の車中泊で車内の保温または暖を取るための手段が少ない。カセットガス仕様のファンヒーターも使おうとしたが、やはり継続時間が少なく、狭い車内では温度調整のためにオンしたりオフしたりも必要だった。そしてなにより一酸化炭素が怖くて、頼り切ることはできない。短時間の使用は想定しているが。
NV350でもサブバッテリーは搭載しているので、電気毛布などは使えるには使える。が、容量の関係もあり、数泊続けて使うのには躊躇してしまう。詳しくは後に。
車内調理での利便性
車内での調理はカセットガスのコンロやストーブがメイン。お湯を沸かしてカップ麺やコーヒー、時には鍋だったりうどんすきだったり。このような使い方では基本的に困ることはない。
しかし遠征時、連泊が続くとメニューのバリエーションの幅が狭いため、飽きてしまう。結果、外食ですませることも多くなり、出費もかさんでくる。それはそれで楽しみのひとつなのでいいのだが、それでは実はゆっくりできないという面もある。外食の場合、食事の後はほぼ「移動」が必要になるからだ。できれば車中泊できる場所において車内で食事を済ませゆっくりしたいものである。
その際、コンビニの利用もありなのだが、買い物から実際の食事場面までに時間がかかることもしばしば。そうなるとせっかく買って温めてもらったものが冷めてしまっている可能性大。車内で温め直せれば良いのだが・・・。
また、カセットコンロならいいが、アウトドア用のストーブを使う場合、雰囲気はいいが、ちょっとだけ準備が面倒くさいwww。電気のコンロとか後でも使えるようにすれば楽しいのかも。
夏場の暑さ
夏場の暑さ・・・。これは正直あきらめている部分ではある。基本、暑い時期に車中泊はしない。もしくは標高の高いところでできそうな所があればそちらで・・・。あるいはキャンプにしてしまうか・・・。
車中泊用にも使えるスポットクーラー的なものとかもあるが、室内全体を冷やすには至らなさそう。本格的なクーラー使用には使用環境的に無理がある。
ある程度までなら、扇風機でしのげるのだろうが・・・。
電源環境など
前車アミティ(ミニキャブコン)でも、今回のNV350でも、サブバッテリーは搭載している。どちらも105Ah✕2のダブル。
冬場を考えれば、アミティではFFヒーターを付けていたからいいが、NV350ではそれがない。なので就寝時、電気毛布を利用するケースが多くなる。12Vソケットから電源が取れるもので、これでけっこう暖まるし便利。しかし、使用可能時間と遠征時の複数日使用、サブバッテリーへの負荷を考えると多少無理が生じる。間に長距離移動が入れば再度充電できるのだろうが、スキー遠征となるとスキー場は近場にいっぱい。長距離移動しなくても次の日のゲレンデに到着できるのである。
そして、どちらもインバーターは500W。なので電子レンジは使えない。NV350にサブバッテリーをつけてもらうときには、電子レンジ使用を想定して1500Wのインバーターも検討した。しかしそのために10万円近くかけても、電子レンジ数回と暖房、その他生活電気(照明など)での使用を考えると電気はすぐに底をつき実用的でなさそうな感じ。更にバッテリーを痛めてしまわないかと少々心配になり、500Wでおさめた。
また、すぐにではないが、いつかFFヒーターもつけてもらおうと、そのときは思っていたので、その時点での出費は抑えることにしたのだった。
FFヒーター? それとも 大容量ポータブル電源?
ひと冬の経験から
昨年9月にNV350を購入し、断熱・防音対策を進め、ベッドキットとサブバッテリーをつけてもらった。そして幸いなことに、このような構成で昨スキーシーズンのひと冬を経験することができた。雪が少なくゲレンデ選びには苦労したし、シーズン中担っていた役割上、車中泊してスキーをする機会は少ないシーズンではあったが、それでもこのような構成を体験することができ、あと、何があると便利なのかという点を実体験できたシーズンだった。
NV350の機動力を活かす
そして、このひと冬の体験で実感したのは、NV350の機動力の高さ。前車アミティと比べるしかないので、実感としては当然なことなのだが、かなりのポテンシャルを感じざるを得ないwww。
この冬、雪が少ないとはいえ、いや、だからこそ。。。県外への遠征が多かった。
兵庫県のスキー場へ2回。こちらは役割上もあり、宿泊ありで。
めいほう(Day)& 夜ダイナ(Night)2回。これは、金曜日の夜出発し、土曜日の朝からめいほうを一日滑り、移動してダイナのナイターを23時まで滑って、直帰してくるという、ゼロ泊3日に渡る大冒険www。
志賀高原へ2回。一回は宿泊あり。もう一回は「めいほう(Day)& 夜ダイナ(Night)」のようなパターンの日程で。
前車アミティでは、正直無理だったに違いない。アミティの場合だと目的地につくまでの間をゆっくり、休憩取りながら、楽しんで移動するという志向になる。今回のような、目的地へ予定時間までに到着して・・・、となるとかなり厳しいものがある。
そういった意味で、アミティの利用のメインはスキーシーズンである冬がメイン。しかも時間の余裕を持ってゆっくり移動して早めに到着。滞在して楽しむというスタイル。夏場はあまり使わない。そもそも移動中の車内が暑くてたまらないし。標高を稼ぐにもこの機動力では・・・、といった感じで躊躇せざるを得なかった。
NV350では、そこのところは全く問題ない。なので、NV350でもさすがに真夏のさなかは避けるが、冬シーズンでなくても活躍できる場面はかなり多くなると感じられた。
必要なもの・・・方向性が見えた!
となると、今後充実させていかないといけないものがはっきりとしてきた感じがする。
まずはFFヒーター。これは必要かどうか・・・。あればあったでいいけど、基本冬にしか使わない。それにそのために30マソは必要になるというのも今思うとコスパが悪く感じられる。ただ冬になれば、「あればよかった〜!」ってことになるかもしれないwww。
一方ポータブル電源なら、冬の暖房用に電気毛布を安心して使えるし、補助でカセットガスファンヒーターなどを少々使って室内を一度暖めることで対応可能となるかも。加えて、大きなポータブル電源(すでにこの時点でポータブルではないような気もするが)なら、電子レンジも使える。温かいものを手軽に楽しみながら短い夜を過ごすこともできるだろう。
暑い(ホドホドに)時期は、標高を稼いでしっかりとした扇風機かサーキュレーターをフルに活用すれば、やり過ごせる確率は上がる。
こんなことは、サブバッテリーと大きめのインバーターでもできるんだけど、今からインバーターを変えるのだと、それだけでポータブル電源も買えちゃいそうな勢い。しかもバッテリーの容量的にビクビクしながら使うことになりそうだし。
ポータブル電源をさがす
というわけで、昨年のNV350購入時には、いつかはFFヒーターをつけようと考えていたが、軌道修正することになった。大容量ポータブル電源を使ってみようと思う。求める性能は・・・。
- 容量大きめ
- 電子レンジが使える
上で「冬場の暖房」「車内調理での利便性」「夏場の暑さ」を車中泊での悩みに挙げた。FFヒーターでは、そのうち「冬場の暖房」の部分しか対応できない。ポータブル電源で上記の性能がクリアできるものであれば、これら3つの悩みの多くの部分が解決されることになる。
EFDELTA!
結果から先に言ってしまうと、、、
いろいろ時間をかけて検討した結果、今回導入する大容量ポータブルバッテリーは、「EFDELTA」に決定した。詳細は調べてもらえればすぐに分かると思うが、このバッテリーを選んだ理由を、以下に記しておく。
EFDELTAを選んだ理由
- 容量がデカイ(1260Wh:340Ahくらい?)
- 純正弦波インバーターが使える
- 定格1600W!(最大3100W)
- 充電が早い
ちなみに、現在のサブバッテリーが105Ahが2つのダブルなので、それよりも1.5倍位の容量を加えることができる。もちろん、電子レンジも使えるし、ドライヤーだって使える。その他、ホットプレートやらIHヒーターまで・・・。
実際に電子レンジを試してみた時の動画も後に上げる予定にしている。今回の動画は、車載の仕方についてまとめてみた。