Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

ソロソロ再開の準備をしとります

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この冬は、「スキー指導員検定」の受検があり、そちらに集中しとりました!

先々週にそちらは一段落。なんとか夫婦そろって合格できました。

 

そして今日、ソロソロ自転車も回さないと増量分がヤバイ!、という状況となり、準備を始めました。

準備といっても、まずは各電子機器の電池交換や充電からw

しばらく使ってない間に操作方法も忘れており、無事ZWIFTで移動できるようになるまでにかなりの時間を要しました(汗!)

 

一応、動作確認のためペダルも回しましたが、ヤッパ気分いい!、ということを再確認。またボチボチ再開することにします。

 

当分の間は、減量と体をなじませることから。ほとんどが一から仕切り直しになると思われるので、ペダリングスキルを意識しながら楽しくやっていきます!

新年 明けまして、トップスピーカー更新

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 新年あけましておめでとうございます。

 正月早々、リビングシアターの更新を行ったのでそのご報告w。

 更新の内容は、トップスピーカー。

 これまではBOSEのサテライトスピーカーをブラケットで天吊りしてたのを、YAMAHA NS-BP182に変更した。

 理由は、BOSEのサテライトスピーカーはそもそも、ベースモジュールとの組み合わせでの音出しに最適化されているので、現在の使い方ではかなり偏った音で鳴っていると感じたから。いくらサブウーファーから低音が出るとはいえ、サテライトスピーカーから出る音はどうも高音部分に偏っている。

 そこで、トップスピーカーからも偏りの少ない音を出せるように、NS-BP182を天吊りすることにした。とはいえ、天吊りするには重さのかさばるこのスピーカー。BOSEサテライトスピーカーのようにお手軽に石膏ボードに取り付けるわけにはいかない。

 そこで、既存のスクリーン設置用フレームと、窓枠を利用して梁を渡してそこにスピーカーを設置することにした。

 そのためにブラケットも購入。そのブラケットを梁に固定してスピーカーを固定した。

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 スピーカーには壁掛け、天吊り用のナットは付いていないので、直にブラケットをネジ止め。側面の板の強度が心配だったが、なんとかしっかり固定できた。
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 そして、フレームから梁を渡し、そこにスピーカーを固定した。こうすることで、本来フロントスピーカーと同じ幅で設置されるべき適正位置でのトップスピーカー設置が可能となった。これまでは、40㎝ばかり外側に位置していた。そのせいで、トップスピーカーからの音の真ん中の密度が薄まった感じがしていたのだった。

 新たなトップスピーカーの設置はこんな感じ。

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 作業時間、約5時間。念入りに計画してこんな感じw。壁などへのダメージは最小限にとどめつつ適正位置への4つのトップスピーカーの設置を行った。

 

 そして再び、Audyssey。

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 無事再設定を終えた後は、年越しで視聴した、「テイラー・スウィフト レピュテーション スタジアム・ツアー」を再び視聴。

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 ダラスで行われた「レピュテーション・スタジアム・ツアー」のライブ映像。これをHDR、Dolby Atmosで観ることができる。たぶん大晦日にNETFLIXに追加されてた。

 

 トップスピーカーとその位置を変更しての変化は・・・。たぶん完璧。トップスピーカーからの音の厚みが増したとともに、全ての音響空間の音の厚みと密度が増した。またこれまで視聴位置の真上あたりのスカスカした感じも密度が増して上方からの音が自然な感じになった。

 おかげで、このライブ映像への没入感は完璧と言っていいほど高まり、空間的に本当に自然な感じになった。

 

 ついでに「ハリーポッターと秘密の部屋(4K HDR DTS:X)」も見たが、音の動きが自然になったと感じられた。

 うん、求めていた音響空間がやっと実現できた感じだ。これまでに観たDolby Atmosコンテンツももう一度観直してみなくては、と思わされた。

 

  ところで、NETFLIXで配信されている「テイラー・スウィフト レピュテーション スタジアム・ツアー」、すごく良かった。その場のリアルな空気感が伝わってくる。

 今後もこのようなライブ映像をどんどん配信してほしいんだけどな〜。

4K UHD Blue-ray に囲まれたい!

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この冬に楽しみたい4K UHD Blue-ray

①「ブレードランナー2049」

②「ハリー・ポッター 8フィルムコレクション」

③「ミッションインポッシブル/フォールアウト」

④「レディ・プレイヤー1」

⑤「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」


 コレらがこの冬購入した、4K UHD Blue-ray。

 楽しみだったのは、4K UHD HDRの映像と、Dolby Atmosなどのオブジェクトオーディオ。4K UHD HDRの方は、購入時の情報で明記してあり、それを目的に購入したので、当たり前にコレらのどれも該当している。一方、Dolby AtmosまたはDTS:Xなどのオブジェクトオーディオかどうかは購入時の明記がないため、どのような音声で収録されているのかがわかっておらず、いろいろ情報をあさってみてもわからずじまい。届いてからのお楽しみ、という状況だった。


「ブレードランナー2049」これが最初に届いた

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 こちらは既報の通り、Dolby Atmos音声が収録されていた。一通り視聴したが、うん、さすがDolby Atmos!、という感じで楽しめた。様々な効果音の方向性、移動感、そして音楽が取り巻いてくれる感じはまさにイマーシブオーデイオ!。

 うん、えがった。


その後続々と届いたよ

②「ハリー・ポッター 8フィルムコレクション」

③「ミッションインポッシブル/フォールアウト」

④「レディ・プレイヤー1」

 次に、コレらが一気に届いた。

 開封してみてパッケージでまず確認したのは、Dolby AtmosかDTS:Xでの音声になっているか・・・。

 ③はDolby Atmos収録となっていてホッとした。④はレンタルしたBlue-rayもDolby Atmosだったので、それから落とすことはないだろうと安心しつつ確認したところ、やはりDolby Atmosでの収録となっていたため一安心した。

 ところが②については、パッケージの外箱をみるとそこのところが明記されていない。8本の映画を一つのパッケージにしたものであるため明記されていなかったようだ。ただ、レンタルのBlue-rayで見てみても、オブジェクトオーディオでの収録にはなっていなかったので、多分音声は、DTS  Master Audioあたりなのだろうと思っていた。

 そして、視聴。

 音声に関しては期待せず、4K UHD HDRで、あの「ハリポ」をどれだけ鮮明に観ることができるか、暗い場面も多々あるこの映画がHDRによりどれだけ見やすく美しくなるのか、ちょっと確かめてみようと思ったのだった。

 ただ、このときには、きれいで見やすいとは思ったものの、映像面は比較するものがなかったので流してみてしまった。このパッケージにはHDのBlue-rayも同梱されているので、それとキチンと比較しなくてはならないと思った。

 ただ、最初の方を観ていると、なんかやたらトップスピーカーの音が聞こえてくる。そして、モノの移動感がやけに鮮明な感じがする。もともとあまり音声に期待していなかったのだが、それにしても音響がとてもいいのだ。アンプの表示を見てみた。特に気にすることなく映画を見始めたので驚いた。

 そこには「DTS:X」と表示されていたのだった。Dolby Atmosとならぶ、オブジェクトオーディオ。この8フィルムコレクションではDTS:Xにアップミックスしてあったようだ。後でよくよく見てみると、外箱から出したパッケージにはわかりにくいけどちゃんと書いてあった。

 どうりで、音響がすごいな、と。そして、期待していなかったが、これが初DTS:Xだった。

 まだまだ冒頭の部分しか観ていないため、今後イロイロ比較しながら観ていこうと思う。


この冬はオブジェクト ベースのイマーシブサウンドに包まれる?

 一応購入したのは全て、オブジェクト ベース オーディオだということが確認できた。あと一つ残ってる、「ファンタビ」はAtmosだというのは確認してある。この冬はしっかり、鑑賞したい・・・。

 とは思ってはいるが、冬はあいかわらず、スキーで忙しい。年末にまとめて観なくてはならなくなりそうだ。


 忙しくなりそうw

リビング・シアター アップデート⑩(初UHD Blu-ray)

「リビング・シアター アップデート」シリーズはもう終わりにする

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 今回で「リビング・シアター アップデート」シリーズは、終わりになる。というか、既に「アップデート」ネタではない内容になってしまっている。今後のアップデートといえば、配置の変更とか角度の微調整くらいしかないのではないかと思う。もうこれ以上お金を投入できないしw。なので、あとは何か大きな変化があったときの更新になる。

 
「体験」のアップデートを最終回にする

 今回は機材構成等の「アップデート」ではないものの、これまで未体験のメディアでの視聴になるため、「体験のアップデート」という意味で「最終回の⑩」としたい。


リビング・シアターがアップデートしていった理由

 そもそもリビング・シアター構築に向けて本格的に思い立ったのはこの夏のことだった。

 とりあえず大きな画面で楽しめればいいや、という感じではじめてみたものの、いろいろな情報が集まってくるにつれ、より良い視聴環境を求めていくことになった。そして最終的にはアンプやスピーカーまでそろえていくことになった、という経過は既にこれまでの記事で書いてきた通りである。

 機材構成としては、高いものではなく、最低限度で4K、HDR、Dolby Atmosなどが可能なものでそろえていった。高価な機材にこだわらず、中でも安価に済むよう機材選定をして環境を整えた。

 そんな状況で、映像でいえば4K HDR(Dolby Visionはプロジェクターが安価なものなので対応できていない)が実現でき、音響は7.1.4ch Dolby Atmos、DTS:Xに対応できた。そうなると、それらの環境をフルに活用して楽しみたいと思うのが世の常である。そしてそれらをより楽しめるように、というのが「アップデート」の動機となっていた。

 
UHD Blu-ray初体験

 そしてこの度、最後の「アップデート」となる「体験のアップデート」。これはUHD Blu-ray体験についてとなる。

 
SVODもいいが、見たい作品が対応していないことも多い・・・

 これまでは、Amazon Prime Video、NETFLIX、U-NEXTを中心としたSVODで映画やドラマを楽しんできた。特にAmazonとNETFLIXでは4KやHDRによる配信も増えてきており、そのような作品を選んで視聴してきた。

 導入直後ということもあり、はじめはそれで満足していた。4K HDRの作品があればその美しさに圧倒され、 Dolby Atmos作品があればその取り巻かれ感に引き込まれた。

 しかし、あれこれ見ていると、、、

 やはりコンテンツの偏りに気づく。

 AmazonとNETFLIXどちらにしても、4K HDRとAtmosへの対応はほぼオリジナルのコンテンツのみがとなっているのが概況である。4Kへの対応はずいぶんと進んでいると思われるが、オリジナル作品中心となっている。一方Atmosの方も、Amazon Prime Videoでは今知る限りでは配信されていないようだし、NETFLIXはオリジナル作品にAtmosに対応したものがいくつかあるという状況だ。

 これらのコンテンツでも楽しめるものはたくさんあるので、それはそれで楽しいが、やはり巷で流行っている映画もこの環境でしっかりと楽しみたいと思うのである。しかしそちらの方はSVODではほぼ皆無、というのが現状である。

 
UHD Blu-ray投入!

 そういうわけで、アマゾンのサイバー・マンデーを利用して、いくつかUHD Blu-rayを購入した。加えてサイバーマンデーでは扱われてはいないものの、観たいと思っていた映画も少し安くなっていたので購入した。

 プレイヤーは、、、「Xbox One X」w。

 こんな日が来るのでは?、と考え、NETFLIXでのDolby Atmos対応とUHD Blue-ray対応、ついでにゲームできる(あくまでも「ついで」ね)ということで、「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」バンドルパックを購入していた。ゲームやる気満々じゃんとか言うことなかれ。「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」はあまり進んでいない。「Forza Motorsport 7」の方が進んでいるのだから。。。

 

 そして、複数購入したうち、先日一足先に届いたのが、

 
「ブレードランナー2049」

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  公開時には観に行っていない。先日SVODレンタルで「ブレードランナー」を久しぶりに観た流れで観ておきたい!、と思ったものだ。いずれ、「ブレードランナー」とともに、いずれ4Kで観ることができるといいな、と思っていたものだった。

 
ブレードランナー2049 4K ULTRA HD版をちょこっと観た

 届いた当日、ちょこっと観てみた。再度最初からじっくり観るつもりではあるが、まずはこの4K ULTRA HDでの効果が実感できるかどうか。そして、幸せなことに音声は Dolby Atmosが入っていたので、そこのところの効果も確認してみたかった。

 
とはいえ、あくまでも素人目なので・・・

 正直感動した。

 が、あくまでも素人目なので、「評価」をするものではない。あくまでも「感想」を書く程度になってしまう。

 
映像

 キレイw

 当たり前なのだろうが、安心して観てられる感じ。今回は同じ映画で比較はできないが、これまで観てきたHD配信の映画に比べれば圧倒的に粒が小さいw。そして、暗い場面での見え方がやはりスッキリして見えやすい。オリジナル配信のものではなく、一般的に公開される「映画」を自宅でこのクオリティーで観られるのはとても幸せでプレミアムな体験だと思った。

 いくつか購入してまだ届いていないものの中には、すでにDVDやHD配信で観たものもいくつかある。それで観た時との比較が楽しみになった。


音声

 キレイw

 そして、微に入り細に入り美しい音。そして色々な音が耳に入ってくる。眼の前で起こっている事の効果音はきちんとその位置付近から聞こえ(後方の音声も含めて)、全体を包み込むような感じで流れてくる音楽。そして、決して大きい音ではなくとも、それらの細かな音までよく聞こえてくる。

 イマーシブ サウンドとも言われる通り、「没入感」という点ではホントに自然に映画の世界に入っていけた。

 
4KとAtmosの組み合わせ・・・

 これをちょっとだけ、、、

 UHD Blu-rayを楽しんでみよう、、、

 そう思って、観はじめたのだが、美しくて精細な映像と没入感を高めてくれる音響によって、時間はあっという間に過ぎていっていた。気づけば50分が経過してしまってた。

 そのまま見続けてしまおうかとも思ったが、翌日仕事もあるので、途中で泣く泣く切った。そんなほろ苦いUHD Blu-ray体験となったw


Apple TV 4K・・・

 それにしても、4Kで話題のいろいろを楽しみたいと思うと、それなりに高くつく。今回は少し安く手に入ったが、今回のようなタイミングがなければ、そうそうは入手できない。

 なんとかならないだろうか?

 そう思ってイロイロ見ていると、どうも Apple TV 4K だと、けっこう話題の作品も、4K HDR(ついでに中にはAtmosも)で配信されているものもあるらしい。購入か、その都度レンタルになるが。購入の場合でも今回安くUHD Blue-rayを購入したよりもさらに安い。

 機材は必要になってくるが、長い目で見てみればこちらもいいかもしれない。

 しかし、新たな機種の噂も先日見たばかりである。そちらと合わせて見極めて検討していきたいものである。

 
年末は映画見まくる?

 その他、今回買い込んだUHD Blu-rayは、

  ① 「ハリー・ポッター 8フィルムコレクション」

  ② 「ミッションインポッシブル/フォールアウト」

  ③ 「レディ・プレイヤー1」

  ④「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

 
 ①②③は近日中に到着。④は年内着の予定。

 こんな状態だから、年末は時間が許せば映画三昧 + スキーで過ごしたいと考えている。その他にも見ておきたいものはイロイロあるし。

 ちなみに、①はかつてDVDとかで、③④はSVODのデジタル配信で観た。その時の印象との違いを体感しながら楽しみたい。UHDでの収録になっているし、HDRでもあるので映像は確実に、そして音声も Atmosなら初になるし、それ以外でも環境のアップグレードもあり、たぶん確実に違いがあるはずなので楽しみにしている。

 

これで、映画館にいく必要はないはず?

 いや、これが、そうでもない・・・。

 むしろ、映画館に行く回数は増えそうな予感がする。

 なぜなら、自宅で十分楽しめるのは事実だが、それは、すでにメディアとして流通していたり、デジタルで配信しているものに限られるからである。映画館で上映しているいわゆる最新作はもちろん観ることはできないわけで、これらを自宅で観ることができる様になるのは、最近早まってきたとはいえタイムラグはある。

 そうなると、前作までをデジタル配信などで復習しておいて、最新作は映画館に観に出かけるという機会が多くなってしまうのである。

 ②「ミッションインポッシブル/フォールアウト」は危なかったがなんとか思いとどまった。これは私一人で1〜5までを復習していたから。おかげでこの度UHD Blue-rayを購入してしまった。

 一方、④の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はそのいい例。前作をデジタル配信で家族で観てしまったため、公開初日には家族で、しかも4Dの映画館に足を向けてしまったw。おまけに、再度復習するために①④を買うことに・・・w。

 

 結局、なにをやっても金はかかるものだということだな。

 あきらめよう・・・w

リビング・シアター アップデート⑨(ZENSORで7chは揃えることにした)

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 フロント・スピーカーとしてZENSOR7を購入した後、ZENSOR1をサラウンド・バックとして購入。そして、もうこうなるとトップ・スピーカーの4チャンネルを除く下の7cHはZENSORでそろえることにした。

 
サラウンド・スピーカーを!

 サラウンド・スピーカーとしての候補は、ZWNSOR3かZENSOR5。オークションで探して入札して・・・、という感じで入手を試みていたが、トラブル発生!w

 「3」と「5」を同時に候補と探していたため、タイミング的に入札がダブってしまった。まだ数日期間がある時期に「5」の方の最高値をつけて入札した。ただ、まだ時間もあるためいずれ最高値は更新されるだろうと思い、あまり時間を空けずに「3」に入札。こちらの方が早く決着がつき、無事?「落札」となった。

 一方、「5」の方はいつまで待っても最高値更新はない・・・。

 あきらめて、もう買うしかないかと思い覚悟を決め、オークション終了の知らせを受け取ると、終了数分前に最高値は更新されていた。場合によっては「7」よりも評価が高い場合がある「5」を味わう機会がなくなったのは残念ではあったが、これではお金がいくらあっても足りないw。そして、もし実際に「5」を落札してしまっていたら、、、実は置き場所に困るという問題もあった。その音には興味はあったが、置き場所が多分視聴位置の真横よりも少し前の位置になってしまう可能性があり、そうなると推奨位置から少し外れてしまう。また、高さの面でも少しかさ上げしなくてはフロントに合わなくなってしまう状況だった。「3」なら、推奨位置に合わせられるし高さも棚で調整可能という点で結果的にはベストだった。そういうわけで、余分な出費が減った点をこの度は喜ぶことにした。

 
一足先に到着したZENSOR3

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サラウンドとして配置したZENSOR3。とりあえず棚上に配置した。本格的な設置は後日にするとして、これでいろいろ微調整を試みることに。NS-F210と隣で。

 こちらは使用されているユニットが、トールボーイであるZWNSOR7と同じもの。ウーファーの数が一つになっているが、視聴したときに衝撃を受けたスピーカーだったので、期待大だった。

 そして、それまでNS-F210が担っていたサラウンド・スピーカーの座を「3」が受け持つことになった。幸い設置場所は確保できる状態だったので、インシュレーターなどはない状態でとりあえず設置して鳴らしてみた。まだエイジングも済んでいないくらいの使用時間らしいので、こなれた音は出ないかもしれないとは思ったが、視聴でのあの感動を再び味わうために・・・。


この状態での構成は

  フロント ZENSOR7

  サラウンド ZENSOR3

  サラウンド・バック ZENSOR1

             という構成。


Dolby Atmosコンテンツを視聴してみると、、、

 んふふふ・・・・

 後方の音が強化されたw。

 フロントとのつながりも良くなり、スピーカーの位置から音が聞こえなくなり、その間から音が聞こえてくるように・・・w。そして、後方を車が通り過ぎていくw。

 NS-F210使用中は、スピーカーの存在が消せないでいた。音がしている方を向くと、そこにはNS-F210があったのである(当たり前なのだが)。しかし、ZENSOR3に置き換えた途端、フロント・スピーカーとサラウンド・スピーカーの間から音がよく聞こえるようになった。位置はその時に応じて。そうすると、あ、今この辺りで鳴ってるな、という方向を見ても、そこにはスピーカーはないw。

 
 完成した!?

 そう思った。

 
気を良くして、、、

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気を良くして、即導入したZENSOR PICO VOCAL。本当ならZENSOL VOCALが欲しいところだが、いかんせん巨大すぎるので躊躇してしまったw。

 しかし、せっかくだから一気に!、と、センター・スピーカー用にZENSOR PICO VOCALも購入した。「5」を買わずに済んだ分でZENSORで揃えておこう、、、と。ホントのところとしては、ZENSOR VOCALがいいと思ったが、設置する場所の制限によって、PICO VOCALにせざるを得なかった。とはいえ実のところ、PICO VOCALでもまだ高さが高く、映画や配信中のドラマならギリギリ大丈夫なのだが、16:9の画面をフルに使うコンテンツでは、下方の真ん中あたりにセンター・スピーカーがかぶってしまう。基本、今のところ大きな問題はないが。

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 音の方はというと、このZENSOR PICO VOCAL、低音がどれくらい出るのか心配はしていた。もともと使っていた、SC-C555SAは少し低音部分のつながりがうまくいっていないように感じられていた。それは、スピーカー設定が「小」であっても「大」であっても変わらなかった。音色の違いもあったのだろう。

 しかし今回は、音色は同一メーカー同一シリーズということで、キチンとつながりが出せた。はじめは「大」設定で試したが、こちらで十分低音も鳴った。ただ、低音部分がやや耳障りに感じられたので、設定を「小」にして、クロスオーバー周波数を少し高いところに持っていった。これで好みの音のつながりが得れた。エイジングも進んでいない状態なので低音部分がうまく出きっていなかったからかもしれない。またエイジングが終わった頃、「大」設定も試してみたい。

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 これで、ZENSORシリーズでフロア7chはそろったが、おかげでスピーカーレベルは初期値に近い状態に戻った。それまではサラウンドとサラウンド・バックからの音がやや耳に届きにくい感じで、レベルを上げていた。それがしっかり耳に届く音になったせいか(大きさだけでないような気もする)、そこまで大きくしなくてもキチンと音の存在を感じられるようになったのである。

 
ZENSOR 1、3、7、PICO VOCLで楽しむリビング・シアター

 結果。。。

 Atmosではないコンテンツでも、Dolby SurroundやNeural:Xで上空を戦闘機がブンブン飛び去っていくw。車がすぐ横や後ろを通り過ぎていくw。雨はしっかり上から降ってくるw。そんな感覚は強まった。Atmosではもちろん、モノの移動や存在感が向上した。まだまだ煮詰める余地はあるだろうが、後は微調整で詰めていくしかない。

リビング・シアター アップデート⑧(DEEZER HiFiは切ってもいいかも? そしてZENSOR1が想像を上回っていた件)

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落札したZENSOR1。これがなかなか。もう先は決まった。

スピーカーセレクターを導入した

 7.1.4ch構成の中でもメインのスピーカーとなるフロントスピーカーを、せっかくZENSOR7にしたので、そのスピーカーでDEEZER HiFiも鳴らしてみたい、と強く思ったので、スピーカーセレクターを導入した。

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アンプからの入力1系統。スピーカーは4つをつなぎ替えることができる。ヒモで固定してあるのはご愛嬌w

 このセレクターのおかげで、RX-V585が担当している、トップ・リア・スピーカーとDEEZER HiFi再生のためのフロント2ch(ZENSOR7)を切り替えて使ってみた。

 

アンプの差?

 こうすることで、DEEZER HiFi(RX-V585)とSpotify(AVR-X4400H)を比較してみた。細かなことはわからないので、あくまでもザックリとした印象の違いにしかならない。

 比較の結果は、正直 Spotify(AVR-X4400H)に慣れてきていた状態でDEEZER HiFi(RX-V585)を聴いたとき、かつて感動を覚えたあの艷やかで繊細な感じは感じ取ることができなかった。無念!

 自分がバカ耳の持ち主だということもあるだろうが、これなら高いDEEZER HiFiの方を続けなくても、Spotifyで十分な気がした。これはアンプのせいなのだろうか? 型落ちで安くなっていたとはいえ、発売当初の価格が20万弱だったモデルと、その一年後の最新となる6万もつれのモデルとではこんなに音が違うものなのだろうか?

 ここのところを考え込んでも仕方ない。自分にとってSpotify(AVR-X4400H)の組み合わせのほうがしっくりきたので、こちらを使っていくことにしたいと思う。コチラなら全チャンネルでの再生も可能で楽しみも広がるし。

 しかし、それならセレクターはいらんかったな。スピーカーの繋ぎ変えで比較しとけばよかった・・・。

 

ZENSOR1が届いた

 この全チャンネルでの楽しみ方、実はオークションで落札したZENSOR1が状況を大きく変えた。

 ZENSOR7を入れてから、その音色に惚れた。同じラインのスピーカーでフロアスピーカーは統一したいという願望が芽生えた。そのため、ZENSOR1か3のブックシェルフと5を検討した。

 そして程度がよくて即決価格がかなり安かったZENSOR1をまずはサラウンド・バック・スピーカーとして落札した。これまで使っていたサラウンド・バック・スピーカーであるD-109XMと比べると大きさ的には少し大きくなるが、ちょっと無理して設置することにした。サラウンド・スピーカーはZENSOR3を入れる予定。いや、そう決めている。本当ならZENSOR5がいいと思ったのだが、スペースの関係上このような組み合わせにならざるを得ない。「3」の方は視聴もして感動しているから間違いないだろうとも考えている。

 で、ZENSOR1をサラウンド・バック・スピーカーとして設置した。はじめは、サラウンド・バック・スピーカーってキチンと機能しているかどうかという点で疑わしく感じていた。D-109XMで鳴らしていたときには、近づけば音はするけど、映画などを観ていて後方から音がするという印象を持ったことはなかった。ちなみにスピーカー構成の設定としては「小」で使用していた。

 そんな印象を持っていたため、果たしてZENSOR1に繋ぎ変えて効果があるのか、というのも疑問に思うところだった。ところが、それは全く必要のない疑問だった。繋ぎ変えて、いつも聴く曲をかけたとき、一瞬で音の鳴り方が違うことに気づいた。音の響きが視聴のときに感動したあの響き方だった。ちなみにこのときも「小」設定だったのだが。。。その後Dolby Atmosのドラマなどを観るときには「大」設定にして視聴してみた。

 

Dolby Atmosコンテツを視聴してみた

NETFLIX配信の「DARK」

 まず感じたこれまでからの変化は、圧倒的な後ろ方向からの包まれ感。少し音が大きすぎる感もあったので、レベルをそろえて再調整した。そうなったからといって、聞こえてくる音が小さくて効果がなくなるかと思えばそうではなかった。D-109XMとは違って、音の密度が高い感じで、低音量の音でもキチンと耳に届いてくる感じになった。

 メイン以外のスピーカーは音が出ればいい、という感じでいたが、いやはや全く違うのだということを実感して驚いている。これまでとちがって、ピタッとハマった印象もある。頭の付近に音が集まってくる感じで、スピーカーの位置を意識しなくなるというのはこういうことなのかと感じられた。スピーカーという点から音が届いてくるのではなく、大きな面から音が聞こえてくる感じになった。

 そして、スピーカーを同一メーカーでそろえる意味もなんとなくわかった。

 

次は、サラウンド・スピーカー?

 この圧倒的な効果を実感したおかげで、サラウンド・スピーカーにもZENSOR3を入れることを決断した。思った効果がないようであれば今のまま、NS-F210でいいや、と思っていたところだった。
 

リビング・シアター アップデート⑦(ZENSOR7でDEEZER HiFiを聴いてみたい)

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DALI ZENSOR7 を入れてから、ガラッと音が変わった!

  アップデートも無事終了し、Atmosコンテンツを含めていくつかのコンテンツを視聴してみた。RX-V585使用での5.2.1ch環境とは違って、繊細な音にきめ細かく取り巻かれる感覚を楽しんでいる。5.1.2chでも、少し気になるところはありつつも、かなりの満足感は得ていた。
 しかし、上にはまだ上がある。機材品質による音の違いももちろんあるのだろうが、そこのところを言ってしまえばもう最果てない世界になる。幸いそこまでしなくても、多幸感を十分感じられる程度の耳しか持ち合わせていないので、機材の品質を際限なく上げて「音質」を求めるようなことはしないですむ。
 一方、5.1.2chから7.1.4chへの構成の変更は多分感じることができる(た)。そして、導入前でも効果は大きい「はず」、というのは多方面の情報から確信していた。だからこそ、個々の質の問題はともかく、7.1.4chを早く体感したかった。そして多分、私レベルの耳にとって現状ではコレ以上ない(というかこれ以上あってもそんなに変わんないだろうという)「構成」を実現できたのではないかと思っている。実際耳に入ってくる音も、前構成と比べれば、コレは全く違うと言っていい。音質ということよりも、「上質な包まれ感」という点でより。
 しかし、AVR-X4400Hにメイン機を交換した部分で、トレードオフとなり失った部分もある。それは「DEEZER HiFi」、RX-V585とMusic Castの組み合わせデフォで視聴できていた。それがAVR-X4400とHEOSでは対応していない。サポートに問い合わせまでしている。しかしダメなのである。

 

やってみる価値はある?

 現状AVR-X4400とHEOSの組み合わせで、DEEZER HiFiを楽しむのは不可。しかし、せっかくRX-V585が残っているし、音を鳴らすためにはこちらも起動しなくてはならないので、そちらの機能を使ってはどうだろうか?、と考えてみた。RX-V585をHDMIでAVR-X4400Hにつなぎ、音を出してみては?、と。
 DEEZER HiFiの形式で果たして元の音源の質を保ったままスピーカーから音を鳴らすことはできるのかは全くわかならないが、やってみる価値はある。現在、AppleMusicやDEEZER HiFiのダウンロードした音源(高音質ではあるがストリーミングの品質よりはかなり圧縮されている)をAirPlayで聴くのに耳が慣れてきている。この状況で果たして、はじめてDEEZER HiFiのロスレス音源の音を聞いたときに感じた高密度なツヤ感を再び感じことができるのか???
 だめなら、Spotifyに乗り換えを検討してみる。Spotify、数字上音質的にはDEEZER HiFiのダウンロードした音源程度らしい。それならデフォでHEOSが対応しているSpotifyに乗り換えてみるのもありかもしれない。

 

RX-V585からの出力の方法を考えてみる

まずはHDMIから

 585から出力できれば、それを4400の方に入力してスピーカーを鳴らすことができる。その方法としてまず試してみたのが、HDMIでの接続である。手持ちのあまったケーブルをつないでみた。585のHDMI出力から4400のあまっているHDMIへ。そして585の音量を調整して鳴らしてみる。
 !、鳴った!?
 一瞬嬉しくて小躍りしたものの、よくよく聞いてみると、出ているスピーカーが想定と違う。585につないだ4400からのプリアウトを鳴らしているトップリアスピーカーだった。。。つまり、HDMI出力からDEEZER HiFiの音は出せない、ということだ。

では直にスピーカー(フロント2ch)で
 となると、直にフロントスピーカーにつないで鳴らす方法しかなくなる。スピーカーセレクターを介して、4400の機能を活用して楽しむ場面ではトップリアスピーカーに。585でDEEZER HiFiを楽しむ時にはフロントに切り替える、という使い方が必要になる。安セレクターを手に入れて試してみようと思う。
 切り替えることができるスピーカーに余裕があるなら、あまっているスピーカーを別の部屋でも鳴らすことができるように配線の工夫もしてみたい。

 

一方で、Spotifyも!

 プレミアムが3ヶ月間で100円という視聴期間がある。その期間を使ってみることにした。せっかくDEEZER HiFiに慣れてたところだけど、SpotifyのUIもなかなか良い。4400で直聴きできるのも良い。

 

DEEZER HiFi ?、Spotify ?

 数値的には音質はDEEZER HiFiのダウンロード音質と同程度。なので、スピーカーセレクターを入れてフロントでロスレスで鳴らしてみてあのツヤ感を感じられるのかが、DEEZER HiFiが残るのか、Spotifyが残るのかの決め手となる。現状、DEEZER HiFiの「Flow」はたいへん気に入っているのだが・・・。

リビング・シアター アップデート⑥(スピーカー編)

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シアター・ダイニングにしないとき以外は、テーブルをよけることにした。これでスッキリ!

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そのおかげで、カウンターテーブルの方も活用しやすくなった。

本題:え? スピーカー?

 アンプが変わったから?、それとも急に不調?

 それくらい音の違和感が気になるようになった。特に低音のボワボワ感。そして音の曖昧さ・・・。以前にも書いている通り、フロント周りのスピーカー構成は以下のようになっている。

 
 フロントスピーカー:DENON SC-T555SA

 センタースピーカー:DENON SC-C555SA

 
 このどちらもがなんか不本意な音になってきた。いや、なってきたというよりも、これまでもそうだったのに、5.1.2ch Dolby Atmosの効果や、その後の7.1.4ch化の変化にばかり目がいっていたようである。そして、映画ではそんなに気になっていない・・・。

 SC-T555SAシリーズはかなり古いが、見た目が気に入って中古で購入した。格安で。それが、気がついてみるとこんな音だったとはw

 

ありがとうSC-T555SA

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 低音のボワボワ感を収めるべく、色々試してみた。スピーカー下にインシュレーター入れてみたり、センターを「小」スピーカーに設定して低音が出るのを避けたり。少しスッキリした感じにはなったのだが、どうもフロントスピーカーは同様の傾向が残ったまま。低音が出るには出るのだが、なんか「甘い!」のである。

 まあ古いスピーカーなので仕方ないのかな、と思いあきらめることにした。そもそもこのスピーカーに費用はほとんどかかっていないのも幸いし、見切りをつけるのは早かった。

 しかしこの子には、しばらく視聴して好みの音がわかるまで過ごさせてもらったことにもなる。そして自分の好みが分かった上で次のを探すことができる状態を作ってくれた。

 SC-T555SAシリーズには感謝。 


音の好み

 ここのところはっきりした音の好みはというと。。。どうも圧迫感のある低音は苦手らしい。優しく包み込むような広がりのある低音の響きがあるのが好きなようだ。また中高音のほどほどのキンキンしない程度の伸び。こんな感じが自分の好みなのだとわかってきた。

 予算は7から8マソ程度。上を見ればキリがない世界なので、あくまでもエントリー機のそこそこレベルで。

 
フロントスピーカーを検討

 というわけで次のスピーカー、まずはフロントのペアを探すことにした。

 ところで、音が気になりはじめる前に「気になるニュース」が飛び込んできていた。それはDALIのZENSORシリーズの更新。それを引き継ぐモデル、OBERONシリーズが登場するというニュースだった。

 これらのモデルは狙っている価格帯よりは少し高めになる。でも、スピーカーの変更はまだしばらく先でいいと考えていたので、そのニュースを知ったときには次の候補として考えていた。だからSC-T555SAの音が気になりだし、あきらめる決断をした時、まっさきに思い当たったのはDALIのこれらのシリーズだった。そして、機種更新と重なる時期ということは、在庫処理のため旧機種となるZENSORは安くなるはず、と踏んだ。

 それからはネットで状況調べ。

 候補は以下。

 
 ZENSOR 5

 OBERON 5

 ZENSOR 7


 サイズ的なものと、低音自体そんなに必要ないと考えていた点から、ZENSOR、OBERONのどちらにしても「5」がまずは候補となった。コストを考えてZENSOR5か、最新の技術に惹かれてのOBERON5かという検討の仕方だった。


次のスピーカーはできればエイジングからやっときたい

 今回はお気に入りのスピーカーを新品で購入し、エイジングからしっかりと仕込んでやりたいという気持ちが強かった。ということで、スピーカー選びに失敗しないようにしないといけない。そこで、「さすがに視聴は必要だろう」と考えた。

 しかし視聴してみようにも、近いところで視聴ができるようなところは思い当たらない。どうすればいいかな?、、、と考えていたところ、ふと思い出した。以前AVアンプ RX-V585を購入した時に、店員さんが「DALIのスピーカーが入るはずなのだけど、かなり遅れてる」と言っていた。その時からはかなり時間も経過しているので、今ならさすがにいくらか展示されてるのではないかと思い当たったのだった。


いざ!「新製品が安い」店へ

 店に行ってみると、あったあった。DALIのスピーカー。

 そしてトールボーイも。ただしあるのはZENSOR7。あとはブックシェルフの「1」と「3」だった。この時点では、音が確認できればするのみ。ZENSOR7にするか、「5」シリーズにするかとか決める気はなかった。OBERON5も依然候補であったし。しかしある事で事態は急変する。

 それは、展示品のZENSOR3を視聴してしまったことだった。ZENSOR7は展示のみで視聴できる状態ではなかったので、ZENSOR5とOBERON5のメーカー在庫とか、最終的な価格を聞いて帰って検討しようと思った。そして店員さんがそれらの確認にバックヤードに戻っている間に、展示してあるZENSOR3の前をふらっと通り、つい視聴してみたとき。。。

 衝撃を受けた。。。

 これまで高級な部類に入るモノを聴いた経験のほとんどない貧乏耳だったからだろう。そこらへんにあるオーディオ機器の音とはまったく違って聴こえた。低音も出ているのに押し付けがましくなく、優しく取り巻く感じで聴こえてきた。また音が回り込む感じでスピーカーから音が聴こえてくるという感じでなく、スピーカーの方向の割と広いエリアから聴こえてくる感じで広がりも感じた。それでいてボーカルはしっかり真ん中に定位。店頭での視聴だったからそうなのだろうか。そう思って他の機器も聞いてみたが、どれも今ひとつに聴こえた。あの艶々感と柔らかい広がりがない・・・。

 あれこれ調べてきた情報を頭の中で思い返していると、ZENSOR3はZENSOR7とユニットは同じ。なんならZENSOR7には「3」のウーファーが2個付いているという事実を思い出した。「3」でこの音なら「7」だったらどうなるんだ? 

 この視聴で心は決まった。

 あとは価格交渉。

 この店でのZENSORシリーズの扱いは在庫限りということで、裏にある在庫をも展示品扱いの価格まで大きく下げてくれた。値段は言えないが、この時点での中古の価格よりかなり安い値段を出してくれたので、そこで即決となった。


自宅のリビング・シアター・スペースで聴いてみる

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設置した ZENSOR7。そしてテーブルをどけることにしたので視界スッキリ!

 持ち帰った後、ひっそりとリビング・シアター・スペースへ持って上がり(すぐにバレると思われるが)設置した。ホントは翌日に設置を決行しようと思っていたのだが、帰宅してBGMとして曲を流した(最近はいつもそんな感じ)時に、やはり低音の乱れが気になり、早く設置したくなってしまったのだった。あのZENSOR3の音色が忘れられなかった。 


 設置はスピーカーを入れ替えて結線するだけなのですぐにすんだ。そして視聴。エイジングから入らなくてはならないので、あまり音は大きくしない。まずは半分の音量よりもかなり小さめの音で。。。それでもZENSOR3で感じた感動を再び味わうことができた。そして一人にニヤけるw。まだエイジングもすんでいないのに好みの音。エイジングとともにどう変わっていくのだろう?。そんな期待と不安を胸にニヤニヤが止まらなかった。

 もちろん、SC-T555SAとの違いは明らか。それまでの曖昧な音像からかなりくっきりした音に変わった。

 設置してみて「7」にして正解だったと改めて感じた。音の好みと合っていて期待通りだったというのもあるが、スピーカーの高さ、これがまたちょうどいいのだ。

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設置途中の写真で、まわりが散らかっているが、ZENSOR7とSC-T555SAの高さの違いは見た目でこれだけある。

 SC-T555SAの時には高さが約85㎝だったが、視聴時の耳の位置からすると15㎝程度低くなっていた。それがZENSOR7では100㎝弱。またツイーターがかなり上に配置されているということもあり、ちょうどいい感じで視聴時の耳の高さにそろってくる。そのおかげもあっての聴きやすさなのだ、とも思った。

 一応、音が出るように設置まではしたが、もちろんコレで完成ではない。ZENSOR7にはスパイクピンが付属されている。せっかくなのでコレを使うことにした。

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 しかし、フローリングに直にやっちゃうと確実に傷が入ることになるだろう。そこで、この度はスピーカーベースを下に敷くことにした。と言ってもホームセンターで買ってきた、30cm四方、厚さ3cmの御影石だが。

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ちょっと遠目の写真だが、御影石の上に乗ったZENSOR7のシルエットはは墓石に見えてしまうw。

 購入してきた御影石をきれいに掃除して、スピーカーの下に敷いた。その上にスパイクピンを固定したZENSOR7をグラつきのないようにピンの出方を調整して設置。一見、墓石に見えてしまうが。。。コレで4.5cmほどさらに高さも稼ぐことができた。

 カンジンのの音質の変化は?・・・

 それがはっきりわかるなら、多分SC-T555SAの音を聞いたときに、「ん??」と感じていたはずであるw。ただ、気持ち音が引き締まったかな?という感じはする。つまりさらに自分好みの音に寄った、ということ。

 あとは、スピーカーの向きの微調整を中心に細かなセッティングを試行錯誤していくのみ。


コレは確実なこと

 セッティンをイロイロ試行錯誤しながら聴き進めていくにつれ、ZENSOR7の音色に惹かれていく。あくまでもエントリー機の範囲の位置づけになるスピーカーだろうが、コレ以上のグレードまで足を踏み入れる気はない。

 しかし、フロアスピーカーはこのZENSORシリーズにそろえてみたい、という野望は新たに出てきた。

 理想としては、

 サラウンドに「5」または「3」

 サラウンド・バックに「1」または「3」

 

 ただサラウンドに置いているNS-F210はしばらく使ってみる線でいくので、まずは早めにサラウンド・バックを変えようと考えている。「3」が理想だが、スペースの関係で「1」になりそうではある。

 

 ただ今、オークションはじめ各所で物色中!

リビング・シアター アップデート⑤(いろんなコンテンツを視聴してみる)

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無事アップデートが完了した

 YAMAHA RX-V585を使った5.1.2ch Dolby Atmos対応のシステムから、この度、AVR-X4400Hを使用した7.1.4ch Dolby Atmos対応のシステムにアップグレードした。

 この構成になってからまだ間がないが、ほんの少し聴いてみただけの今、ファースト・インプレッションを書いておきたい。


あとはイロイロ聴いてみるだけ、そして微調整の繰り返し

 機材は整ったので、このあとはいろんなコンテンツを視聴してみる。一番効果が表れそうな、Dolby AtmosやDTS:Xはもちろん、その他のオブジェクトオーディオでないフォーマットのものも、この4400でアップミックスしてどうなるか楽しみにしてみる。

 これまでのところ、実際に視聴してみて確認したのは以下の通り。


「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」Dolby Atmos

 これまで見たことのない映画でBlue-rayをレンタルしてきた。NETFLIXなどでもみることができるが、こちらは音声がAtmosではない。Atmosで観てみたいのでレンタルしてきた。

 視聴してまずこれまでとの違いを感じたのは、冒頭からしばらく続く雨のシーン。上方全体から雨音が包み込んでくる。585で感じていた真上付近の音のなさは感じず、まんべんなく音が降り注いてきていた。

 そして、「井戸の家」のシーン。階上から呼ぶ声がしっかりとその方向から実体感を持って聞こえてきた。また電灯がパチパチと明滅するシーンでは、屋根を伝って移動していく様子がよくわかった。

 その他、派手さはないものの、聞こえてきてほしい方向から各音が聞こえてきていた。


「ピクセル」DTS-HD Master Audio ⇒ Neural:X and Dolby Surround

 これも観たかった映画で、Blue-rayレンタル。でもAtmosではなく、DTS-HD Master Audioって書かれていた。Atmosではないものの、観たかったのもあるしAtmosとの違いもわかるかもしれない、またDolby Surroundなどでのアップミックスの効果も試してみることができるのでレンタルしてみた。

 全編通して、上からの音はよく聞こえてきていた。もちろん場面に応じて。トップスピーカー4機がキチンと活かされているということだ。平面的な移動感は十分感じられたが、上部での移動感はザックリした感じで個別の音が移動していく感じはなかった。Atmos等のオブジェクトオーディオとの違いなのだろう。


「ザ・ホーンティング  ーオブ・ヒルハウスー」 NETFLIX Dolby Atmos

 NETFLIXオリジナルのドラマでHDR、Dolby Atmos作品。Atmosなので期待してみたが、取り巻かれ感はあるものの、没入感という点でまだ薄く感じられた。上部と後方の音が薄い。なので、途中でトップスピーカーとサラウンドバックスピーカーのレベルを上げてみた。すると、その前までの臨場感とはガラッと雰囲気を変えた。「その場」の中心にキチンと位置づくことができた。それまでは「場」の中では後方に位置して、遠くから前方を見ているようなイメージだったが、ドラマの中での距離感が縮まったように感じられた。

 これだ!、と思った瞬間。

 細かなセッティング無くしてはこの感動は得られなかったと思われる。

 そして、第6話は圧巻だった、全編雨と嵐。雷なるわ、キャスト中心にカメラが回ってる場面が多くあり、音もそれに連れて・・・。Atmos組んで良かった〜!と思った。


「DARK」NETFLIX Dolby Atmos

 これもNETFLIXオリジナルのドラマでHDR、Dolby Atmos作品。時間がなく、どんなもんかと思って最初しか観ていない。しかし、この部分ですごい効果を感じられた。上方の音の移動感と距離感がすごい。上部の音が前後にゆっくり動く感じが出ていた。5.1.2chだったらこの感じは出せただろうか?

 オープニングの部分でも、効果音が動くのがよく感じられた。細く繊細な環境音や効果音がいろいろな方向から聞こえてくる様子は楽しかった。

 後日、第1話全編を見たが、うまいことAtmos使ってるんだろうな〜って感じられるところが随所にチラホラ。ストーリーもさることながら、そういった面に注目して視聴してみるのも一興だな。


 これまでのところはこんな感じ。

 AVR-4400Hに切り替えた効果は大きいと感じられた。たとえ、DEEZER HiFiとのトレードオフだったとしても、あの価格だし、かなりコスパは高いと言い切れる。

 あと感じたのは、スピーカーのセッティングって「ポン付け」&「自動補正」だけではまだまだ入り口に過ぎないのだな、ということ。スピーカーとアンプのインストールを終えてから、すでに何回もスピーカー音量と設置角度の微調整を行なった。その度に新たな驚きがある。特にフロントスピーカーなどほんの1〜2度角度を変えるだけで、音の広がり感は変わってくる。これだけでこんなにも変わるのか!と驚きを隠せない。ということは10個あるスピーカーについてはそれぞれ角度調整などの余地があるということだ。これが完全固定であれば悩むところではないが、幸か不幸か全てを調整できる状況にある。

 フロアにおいてあるフロントとサラウンドスピーカーは角度や位置の微調整ができる。自分で固定した梁に取り付けてあるサラウンドバックは左右の向き

を。そして天井に取り付けているトップスピーカー4つは、BOSEのサテライトスピーカーなので、上下に2つキューブスピーカーが連結されており、1つは固定、1つは左右に振ることができる。

 こんな状況なのでまだまだセッティングを煮詰めるのには時間がかかりそうだ。

リビング・シアター アップデート④(AVR-X4400Hインストール)

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ここからは想像のハナシではない! エッヘン!w

 ある日、自宅に帰ると玄関先にONKYO AVR-X4400Hの大きな箱がおいてあった。

 あれ? こんなモノ注文した覚えは・・・、

 ・・・

 あったわw。。。

 しかも前日。

 翌日に届くとは!

 アッパレ!


ここから長くも楽しい戦いがはじまった

 届いてしまったものは仕方ない。幸い休前日。朝まで時間はあるのでその日の夜からインストールの開始である。 


写真で見る、5.1.2chリビングシアター構成

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5.1.2ch構成でのフロントとセンター。基本的に7.1.4chでもここの部分は変わらない。フロントSP:DENON SC-T555SA 、センターSP:DENON SC-C555SA

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トップミドルスピーカー。5.1.2ch構成。けっこう適当な距離感で取り付けたので、位置が対称にはできていなかった。

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プロジェクターと、サラウンドスピーカー。こちらも位置関係は案外適当なので、左右の対称は取れていなかった。

 このような感じでの、5.1.2ch構成でしばらく楽しんでいたが、いよいよ7.1.4chへ向けて GO!w。

 

22:00インストール準備開始

 まずは届いたAVR-X4400Hはしまっておいて、スピーカー配置の変更からはじめなくてはならない。 


5.1.2chでの最終構成

フロントSP  :DENON SC-T555SA

センターSP  :DENON SC-C555SA

サラウンドSP :BOSE サテライト

トップミドルSP:BOSE サテライト

7.1.2chでの構成(今回)

フロントSP     :DENON SC-T555SA

センターSP     :DENON SC-C555SA

サラウンドSP    :YAMAHA NS-F210

サラウンドバックSP :ONKYO D-109XM

トップフロントSP  :BOSE サテライト

トップリアSP    :BOSE サテライト

 今回の構成ではフロントとセンターはそのまま、あとは上記のような変更となる。これらの中で今回再登場となったYAMAHA NS-F210とONKYO D-109XMはこの夏に使ってみたものの、結局他の機材に変わり部屋の片隅に眠っていたもの。エイジングも終わっていないほとんど新品。NS-F210にいたっては2日間だけ設置。鳴らした実時間は6時間にも満たない状態なので設置後はエイジングから、といった状況だ。

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サラウンドバックスピーカーは手持ちの、ONKYO D-109XMを使用。窓枠に梁を渡し、その上に固定。サラウンドスピーカーは、この写真の右端に見えるこの位置。

 そのNS-F210をサラウンド(ほぼ真横のチョイ後ろ)に使い、D-109XMをサラウンドバックに使うことにした。これまでサラウンドとして使用していたBOSEサテライトはトップリアに持っていき、トップミドルで使っていたBOSEサテライトはトップフロントに移動した。

 このとき問題になったのは、サラウンドバックスピーカーの位置。コレまではサラウンドとしての位置だったので後方やや広がった位置の少し高めの位置(視聴時の耳の高さの35cmくらい上)に設置していた。今回は横方向への広がりはサラウンドスピーカーが担ってくれるはずなので、サラウンドバックは後方少し狭めの角度に設置したいと考えた。しかし、そこには窓があるので、そのままでは固定できない。なので、窓枠に梁を渡してそこに固定するようにしてみた。余っていた2✕材とステーでがっちり固定。向きは、コレまでの経験と勘から視聴位置に向けて内振り。

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これまでのトップミドルを少し前寄りに、そしてサラウンドとして使っていたものをトップリアスピーカーに配置換えした。かなり細かく位置を測って左右対称になるように位置決めをした。せっかくだから・・・

 またトップのフロント、リアともに今回はかなり正確に位置を測り固定した。こちらも経験と勘wから内振りで設置。

 そしてスピーカーケーブルの取り回しを見直してスピーカーの設置は完了。今回はかなりきれいに左右対称にスピーカーを配置できたと満足感を得た。このあとセッティングを追い込んでいくときに、少しの移動はあるかもしれないが、Dolby推奨の設置位置を参考にしつつセッティングできたのでそう大きくは変わらないで済むのではないかと期待している。ただ、トップスピーカーが天井形状の関係から少し広がり気味にはなっているが。自動補正にかけることでなんとかしてくれるに違いないw。

 そして、後に自動計測・補正にかけたところ、視聴位置からの各スピーカーまでの距離はほぼ正確に左右対称の数値になっていたので、ここでも大自己満足w。

 ここまでで日付は変わって午前2時。ちなみにサラウンドスピーカーはケーブルがなくて、まだ結線していない。「ない」というか、あるにはあるが、注文して届いたケーブルが太すぎて、取り回しに苦労しそうだったので追加注文した少し細めの物が翌日に届くのを待っている状況だった。

 この日は片付けもそのままに、3時就寝。 


9:00作業再開

 スピーカーの設置は深夜に済ませたので、いよいよAVR-X4400Hを出す。まずはRX-V585につながっているケーブルに4400付属のケーブル分類用のシールを貼って間違えないようにする。そして棚の下にもう一段棚を増設し、そこへRX-V585を移動した。コンセントを抜き、配線はそのままで。空いた上の段に4400を載せ、ケーブルを移し替えた。

 この棚。スクリーン用の枠組みの下に即席で作ったものだが、背面には電子ピアノが置いてあり明けておかなくてはならない。そのおかげで今回のような機材の入れ替え時には裏から直接作業ができるのでとても楽に作業は進む。

 そして、残すはサラウンドスピーカー用のケーブルと、プリアウトから外部アンプとしてのRX-V585へ入力するためのRCAケーブルの到着待ちということになった。しかし、この時点でまだ届かない。

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仕方ないので、この太いヤツを取り回すことにした。でも、やってみるとそんなに難しいものではなかったかも。

 午後、、、最悪の場合には夕方に着く可能性はあるので、それまで作業が中断するのはアレなので、仕方なく太いケーブルを使うことに。あとはRCAケーブルが来ればすぐに次の作業に進むことができるところまでは終えておくことにした。

 そして、ふっといケーブルを結線し終わった頃、、、

 ピンポ〜ン!

 まあ、こんなもんだ。

 届いたRCAケーブルを接続して、あとはAVR-X4400Hの電源を入れ、設定を済ませるだけ、という状態になった。

 ここで、家族で外出のため、作業中断。

 スピーカーと4400Hの機材インストール。ここまでで、約7時間の作業。


23:40帰宅後作業再開

 あとはAVR-X4400を起動してセッティングをすればとりあえず音を鳴らすことができる。この夜の作業の目標は、まずはそこまで。そして、できればこのセッティングでなにかのAtmosコンテンツを再生して聴いてみるところまでいければ、という感じ。

 まず最初に、一番の懸念事項であった、外部アンプとしてRX-V585が使えるかという部分。問い合わせでは「できる」という回答だったが、それでも心配は心配。まずは音量をテストトーンでそろえるという段階からはじめるはずだったが、起動後に即ガイドによるセッティングに入ったため、それに従うことにした。

 使用するスピーカー構成を指定し、正確に音が出せるかテストする段階になった。ここで、きちんと接続されているか確認。緊張の瞬間だったが、なんとかすべてのスピーカーから音が出ていた。ただ、やはりプリアウト出力からRX-V585経由のトップリアスピーカーの音が小さい。なので、ここでボリュームを上げてとのスピーカーと音量をそろえることにした。

 その後はガイドに従ってWi-Fi設定やその他の細々した設定をして終了。 


Audysseyで自動音声計測・補正

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手前にあるのが、紙製のスタンドで、この上にマイクが乗っている。折りたためばかさばらないので、コレが案外イイ!w。画面の指示に従って測定を進めていった。

 集音マイクを視聴時の耳の位置に合わせ、8箇所での測定と計算を行ってくれる。RX-V585では視聴位置一箇所だけだったので、なんかすごいな、という感じ。多ければいいというものでもないだろうが。

 コレも時間はかかったが無事終了して、一応音は出せる状態が出来上がった。

 一応の目標は達成したが、せっかくなのでコンテンツも視聴して確かめてみようと、NETFLIXでAtmosコンテンツを流しつつ・・・、落ちた。

 本格的に視聴するのは後回しにして、午前3時就寝。 


ヒスノイズがひどい!

 このとき寝落ちしながらも確認できたこと。それはヒスノイズがひどい、ということだった。デフォの9チャンネルは問題ない。問題になるのは外部アンプを経由したトップリアスピーカー。無音状態で「サーーーーー・・・・」という音が結構大きく聞こえてくる。これがパワーアンプでなくAVアンプを経由する弊害なのか? パワーアンプ仕入れなくちゃだめなのかな、、、と思いながら寝た。

 翌朝、自宅床のワックスがけ作業の合間に音楽を聞いていたときにひらめいた。外部アンプの音量を絞って、AVR-X4400Hのスピーカー設定で音量を持ち上げてはどうだろうか?と。

 そこで、ヒスノイズの出ないギリギリのところまでRX-V585の音量は絞り、AVR-X4400Hでテストトーンを出して補正してみた。なんとか補正可能範囲で収まったので、ヒスノイズの問題は解決と言っていいだろう。そしてこのときの音量をRX-V5858の起動時の音量に設定しておいた。当面、こちらのアンプは外部アンプとしてしか使う予定はない。ひょっとすると、こちらのDEEZERをスピーカーにつないで音を出すという荒業もやることになるかもしれないが、そのときには調整方法を考えようと思う。 


以上。

インストール完了。 


そしてこれは、想像上の出来事ではないw。

後悔もしていないw。