スモーク!(豚バラ、鶏モモ、チーズ、手羽先など)②
さて、スモーカーを設置して、乾燥の終わった材料をぶら下げます。
今回は2段ある材料置き用金網を1段上の方に据え付け、そこにフックを使って材料をぶら下げました。そして網の上にはチーズを・・・。このスモーカーには一番上に材料を吊るすことができる補強用フレームがついています。が、今回はまずはチーズスペースを確保するために使いませんでした。
これで即燻製! といきたいところですが、いろいろ見てみると、ここでさらに熱だけでの乾燥をするようですね。50度程度で約1時間、材料をさらに乾燥させました。
そのスモークウッドに火をつけ、いぶし始めます。これもはじめの1時間ほどは、50度程度でゆっくり目にしてみました。チーズをゆっくり燻すという意味でもあまり温度は上げませんでした。
そしていよいよ温度を70度程度に・・・。
1時間後・・・。出来上がりのスモークチーズが以下です。
もう少し色づいてほしかったのですが、あとお肉が残ってますのであまり引っ張るのもなんかな、ということで早目に引き上げました。
この後、お肉だけになってからは70度〜80度で約4時間半、温燻しました。それがこれ。
後半、これらを吊るす場所を上部の補強用のフレームに変更し、下に2段分の網を設置。手羽先を17本置いて、1時間ほど温燻。最後に40分程度温度を110度くらいに上げて熱燻で仕上げました。
今回、インスタントスモーカーからフォールディングスモーカー(FS-600)に変えて燻製を行いましたが、なかなか使いやすかったです。一度にできる量も多いし、温度管理が楽でした。油の炎上もなかったし・・・。また、中の棚網の設置の仕方の工夫でいろいろアレンジして使えるのでとても便利でした。
そして、オーブンとしても使えそうな感じで説明書には書いてあったので、近々チャレンジしてみたいと思います。
今回完成した燻製の味は・・・。ちょっとしょっぱかったです。塩抜き後には薄いと感じていたのに、燻製過程で水分が飛んで濃くなったのでしょうね。でも風味はとてもいいです。パスタやその他の食事の具材としては申し分ないのではないかと思います。