Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

①スピードプレイは泥に弱い?(20131006高梁ヒルクライム)

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 10月6日(日)、「ヒルクライムチャレンジシリーズ2013 第3回 高梁 吹屋ふるさと村大会」に参加してきた。ヒルクライムチャレンジシリーズといっても、この高梁だけの参加だが。ちなみに、以下のように、全国各地で行われている。

   9月  第2回 雲仙 普賢岳大会

 10月 第3回 高梁 吹屋ふるさと村大会

 10月 第1回 高千穂 天岩戸大会

 11月 第2回 韮崎 甘利山大会

 11月 第2回 養父 ハチ高原大会

 本来ならここで、本題に入るところだが、当日の天候と関連して不具合が起こったため、それに関して記しておきたい。タイトルの通り、スピードプレイについてである。

 天候については前日終日雨。結構な量降っていると思われる。深夜にやんで朝を迎えた感じなのではないだろうか。なので、ショップ集合4時半(私はこの事実を当日朝知ったので当初の予定通り5時に集合してしまったが)。現地6時過ぎ、という時間帯において、路面はヌレヌレ、集合場所であるグランドは当然ぬかるんでいる状態だった。

 そんなわけで、とても気の重い一日の始まりとなったのであるが、似たような状況の中、もみのき耐久レースでも走っているので何とかなるだろう。バイクの掃除も終了直後、こびりつく前にやってしまってから帰ろうと心に決めた。

 駐車場から受付会場へ移動。

 いきなりぬかるみの中に突っ込んでいくことになってしまった。手で押して歩いているだけでどんどん汚れていくタイヤ。そして跳ね上げられた泥がつきまくるバイク。あとで終了後に拭いてやろうと心に決め見て見ぬふりを決め込んだが、思わぬところに誤算があった。

 受付後しばらく待機し、スタート時間を迎えた。バイクを押してパレード走行のスタート地点へ向かう。そしてスタート。まだパレードランなので焦る必要もなくクリートをゆっくりはめてスタート・・・するはずだった。しかし、クリートがはまりにくい・・・。明らかにぬかるみを歩いた時に泥が詰まってしまった感じである。軽く足をぶつけて泥を落とし、ようやくはめることができたが、動きはかなり渋かった。

 その後パレードランの間、そしてスタート前も含めて何度か停止する場面があった。その度にクリートを外し、またはめる、というのを繰り返すのだが、何だかだんだん外しにくくはめにくくなっていく感じがした。

 スタート後はゴールまでクリートを外すことはないので、そのまま走るだけでいいが、ゴール後、吹屋小学校グランドもまたぬかるんでいた。そのぬかるみの中また歩かなければならなかった。

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 ずいぶんと汚れた VERENO RN

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 しばし休憩後、下山のスタートを待った。ぬかるみの中で・・・。舗装路に出て待機中、靴を何度か踏みつけて土を落とそうとしたがなかなか思うようにいかない。そうこうしているうちにスタートのタイミングがきた。心配していたが案の定、はめにくい。パレードランスタートの時よりもかなりはめにくくなっている。そのままスタートし、何とか右ははまってくれた、というかこじ入れた感じだったが、左はどうしても入らない。一度路肩に止まり、靴を踏み、クリートのあたりを指で拭ったりしてみた。そして再スタート。渋いが、何とかはまってくれた。そしてそのまま下り・・・。何度かの停止の時には少し要領を得てきて、力を入れる場所や角度がわかり何とかはめることができた。それにしてもかなり渋く、力も必要だった。

 そして閉会式の会場で再度ぬかるみを歩くことになった。もう会場の外から遠巻きに見るだけでいいや、とも思ったが、完走賞をもらうためにはグランドの奥へ入っていかなくてはならなかった。タイムと順位を確認して、では帰ろうとなり、クリートをはめようとしたが、今度はいよいよまったくはまらない。水をかけて洗って、先ほどよりもさらに力を込めてこじることでやっとはまった。そして撤収となった。

 こうなると、もう気になってしょうがない。

 ショップへ帰ってくるとすぐにクリートの分解清掃を行った。分解してパーツクリーナーで清掃したが、かなり泥にまみれていた。本来ドライ系のルブがかかっていたはずであるが(後で知った)、全部流れちゃったらしい。

 それにしても、スピードプレイ、泥には弱かった。他の人の、SPD、SPD-SL、エッグビーターなどは少し渋いが何とか最後まで入っていたような感じだった。まあ、こんな状況はめったにないのだろうが、雨模様となった時には考えられるシチュエーションではある。これだけの人数をさばける会場となるとどうしてもグランドになるだろうし。そうなると、カフェカバーが役に立つかもしれない。バイクから早めに降り、こいつを付けてぬかるみに突っ込めば(歩いて)少しは保護されるかも。今度こんな状況が予想されるときには準備して持っていくことにする。貰い物であるが、せっかく持っていながら使っていなかったもので・・・。だって、バイクから降りて歩くタイミングになるときにいちいちつけるのは現実的じゃないもの。その点では「キープオン・クリートカバー」の方が使いやすいです。

 清掃後、グリスを塗り込んで再度組み込み(この時はドライルブだとまだ知らず・・・)、持ち帰って三本ローラーで試してみた。結果、何とか元のように脱着ができるようになり一安心。

 ただ、間違ってグリスを塗り込んでしまっているので、後日再度やり替えなくてはならない。また、クリートのバネ固定用の突起がかけてしまっている部分があるため、交換も検討しなくてはならないかもしれない。たぶん、無理やりこじって付け外ししたときに折れたのかもしれない。本当に外すときにはなかなか外れず、立ちごけになりそうで怖かったくらいだったから。

 そして、ついでにペダルのグリスアップもしておかなくてはならないと思っている。当然、今回はチェーンやスプロケットも外し清掃注油。そのついでにフレームの細かなところも掃除しておきたい。

 これらの作業、早めにやってやりたいが、火曜から4日間出張である。とりあえずレース終了後、濡れタオルで全体を拭き掃除だけはしておいたので、出張から帰った金曜の夜から翌日土曜あたりに気合を入れてやらなければ・・・。その次の日は広島空港でのレースが控えているし。こうしてみると、もっと自転車に費やせる時間が欲しいな、と贅沢を言ってしまう気分になってくる。

 さて、高梁ヒルクライムにかかわった記事を書き始めたのに初回はスピードプレイのメンテの話になってしまった。

 この後は②パレードラン編、③レース(計測区間)~下り編、といった感じで続くはず、予定では。といっても出張突入でその後になりそうな予感も・・・。