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ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

PowerCal でパワートレーニングってできるんだろうか?(20131024 LT値測定テスト)

 引き続いて三本ローラーの日だった。外は雨。こんな中で短時間でも一応自転車に乗ることができるのでありがたいことではある。

 最近購入して読み始めた「自転車競技のためのフィロソフィー(柿木克之著)」。

自転車競技のためのフィロソフィー

自転車競技のためのフィロソフィー

 

  その中でパワートレーニングの指標となりうる「LT値」の測定の仕方が書かれていた。ローラーを使ってのもので、PowerCalを使ってやってみるとどうなるだろうか、と気になりやってみた。

 

 測定方法は、『固定ローラー台で100Wで15分のウォーミングアップから始まり、100W→140W→180W→220W→260W・・・と各パワー値を3分間維持しながら40Wずつあげてゆく。3分間パワー値を維持したら1分間休む(完全に足をストップ。100W以下とパワー値下げ軽く回すだけであれば構わない)。この時のケイデンスは87から93rpm。パワー値を上げていく中で「ややきつい」~「きつい」と感じる強度(RPE13~15)がLTに近い値と考えられる』という記述を基にした。

 ケイデンスはやや高めの100弱にしてやってみた。

 

 まず、難しいのは、PowerCalの値にタイムラグがあり、上下幅も大きいので一定の値を狙って維持するのはかなり落ち着きがなかった。少し慣れるとタイミングを見計らって調整はできるが、それでも上下に50W以上の上下幅が出た。最終的に取得できたデータから、その3分間の平均をLTパワー値として捉えることにした。

 

 結果、100Wをターゲットにした3分間の平均パワーは102W。140Wターゲットの3分間は136W。180Wターゲットの3分間は168W。220Wターゲットでは217Wという値となった。ここでRPE13~15に相当する「ややきつい」~「きつい」かんじとなり、念のため次の260Wターゲットもチャレンジしたが、そこまでの値をキープできずに途中でやめた。ということで、私のLTパワー値は217Wあたりなのかな?という感じの結果となった。四川のタイムアタックでの平均パワーが250W前後だった(同じくPowerCalのデータで)。やっぱり頑張ってたんだな、という感じである。

 この値が正確かどうかはとりあえずは問題ではない。他人と比べる必要はないから。自分の指標として使えれば十分である。この値を基に、「ミディアム」「ストロング」「ストレングス」「スプリント」「ペース」などといったトレーニングをしていくことになるんだとか。220Wあたりを基準にして、いろいろなバリエーションを増やしてこの冬を過ごしてみよう。

 

 ところでこのPowerCal、データの正確性はともかく、表示を見ながらトレーニングに励むのは大きなメリットがあることに気づいた。

 とにかく時間が経つのが早い。ともすると飽きがちになるローラー練習。パワー値やその他のデータを見ながらだと時間の経過も早い。あっという間に時間が過ぎていくのはうれしいものである。

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