娘ちゃんとサイクリング! with ion AIR PRO
この日曜日、相方ちゃんは仕事でいなかったので、娘ちゃんと過ごした。
午前中は町内会の総会があったのでそちらへ出かけ、午後からは娘ちゃんリクエストの「ユウベル・キッズランド」へ。そこで2時間ほど過ごし、帰宅途中「パパ〜、サイクリング行こう!」と言うので、家の近くをグルっと回ってくることにした。
どうせ自転車で出かけるなら、冒険心をクスグルところを、ということで、娘ちゃんが通っていた保育所まで行ってみることにした。といっても地域の保育所ではない。入所時の年齢の関係で隣町の保育所まで行っていた。距離にして往復5〜6km程度だと思う。
ただし、通常通る道をいくと車も多いので、裏道、というか山沿いの細い路地をたどって行ってみることにした。アップダウンもあり、車一台が通れるか通れないかくらいの生活道をグニャグニャ行くことになる。娘ちゃんにとっては、ちょっとした冒険気分は味わえたのではないかと思う。また、これまでは車で送り迎えしてもらっていた保育所。自力で行ってみる経験は、小学校に進学した成長を娘ちゃん自身、噛みしめることができるはずである。
急遽出かけることになった娘ちゃんとのサイクリングであるが、裏にはもう一つ別の目論見もあった。
前日に購入していた、「ion AIR PRO」のテストである。急なことだったのでバッテリー充電も不十分で、復路には切れてしまったが、ヘルメットを装着での撮影と、ハンドル固定での撮影をテストしてみることができた。
さて、自宅で準備を済ませ、いっしょに走り出して走り出した。娘ちゃんにとってはまだまだ大きめの GIOS GENOVA であるが、停止時に落ち着いて止まって、足をつけばあまりバランスを崩すことはなくなってきた。漕ぐ時にもずいぶんと慣れてきており、少々の上りも力強く上り切ることができるようになっていた。でも、まだ急停止するとバランスを崩し、倒れてしまうことがあるので、前方を中心に周りの様子を常に先取りして、余裕を持って停止できるように声かけしてやらなければならない。
まず始めは自宅のある団地から坂を登り、景色のいい高台へ抜けた。娘ちゃんも、さすがにここの坂は無理なので、一緒におりて自転車を押して上がる。上り切ってからは、少し下って、池沿いの小道を進んだ。木陰から出た時の池の向こうに見える景色が美しかった。
テスト動画1(ヘルメット固定での撮影)
その後はとにかく裏道、裏道で小道を進みなんとか目的地の保育所へ。
行き先を決める時に、「ちょっと遠いけど、保育所行ってみる?」と聞いたところ、「保育所行きたい!」と目を輝かせて即答したので、到着した時にはちょっと感慨深げであった。
ブランコを見て、「あのブランコの形が懐かしいんよね〜」
ここで、「○○ちゃんと遊んだんよね〜」
などと、いっちょまえに懐かしそうにしていた。
おいおい、娘ちゃんよ、君の人生はまだまだこれから。もっとたくさんの楽しい思い出が増えていくんだよん。
私が関わってやれる間、もっともっと楽しい思い出を作ってやりたいものである。(ちょっとしんみり)
保育所近辺で、ちょっと休憩した後は帰路へ。
テスト動画2(ハンドル固定での撮影)
帰路も道を選び、車の少ない裏路地を抜けて帰宅した。
団地の上り坂はもちろん二人で一緒に自転車を押して・・・。
今回、「ion AIR PRO」のテスト撮影をしてみた。帰ってからチェックしてみたが、ヘルメット固定とハンドル固定ではずいぶんと印象が違う。
ヘルメット固定だと、安全確認や興味を持ったものに目線を向けた時のそのままの動きが撮影されるので、落ち着きがない。自分自身こんなにキョロキョロしてるんだな、と改めて驚いた。反面、前方だけでなく、首を回せば気になるものをカメラに収めることができるので、綺麗な景色を見て撮影しながらのライドも可能となる。また、頭についているので、頭の動きに応じてブレは出るが、自転車の振動は緩和されるので、撮影していることを意識して頭を動かせば、良い動画になっていくのではないかと思われる。あまりにも変な所はカットすればいいし。サイクリングやポタリングではこんな撮影の仕方かな?
ハンドル固定の場合は当然、前方、もしくは固定した部分のみの撮影となる。その分、ある程度スピードがあり、バイクが安定すると、安定した映像を撮ることができる。撮影視線も当然ながら低めになる。走行の記録という使い方だと、こちらでの固定となるのだろう。ロードバイクで走った道程や様子を記録として残すのはこちらの固定方法メインで、その他のものを撮影したい時には停車して、カメラを外して手持ちでの撮影に切り替える使い方がいいかも。ヘルメット固定だと、ヘルメット脱ぐことになるし。
と、まあ一回テストしただけのことなので、まだまだ工夫の余地はあるだろうが、今度、四川を上ったり、ツール・ド・大山に参加したりした時にはぜひ映像を収めてみたいと思っている。
ちなみに、前の記事で、iPadへの取り込みができるか、確かめてみる必要があると書いたが、それを確かめてみた。結果、カメラ・コネクション・キットで無事取り込めた。今回の動画も取り込み、iPadで簡単に編集、アップしたものである。