Daily Sketch with...

ロードバイク、スキー、キャンプ、写真が好きなオッサンブログです。家族で楽しんでます。

レース前日LSD

f:id:yPhonist:20140907091330j:plain もみのき森林公園での240分耐久レースの前日、LSDペースでちょっと走ってきた。 先週、HMDさんとご一緒した時に約束していたのである。

ただし、レース前日にウッカリ予定を入れてしまった、というわけではない。ちょっと考えあってのことだった。浅はかな考えだったのかは、後でわかること。

ここのところのレースでは、前日、前々日あたりは休脚日、またはそれに類するくらいホントに軽くローラーを回す程度であった。しかし、これだと、レース当日スタート直後、なんだか身体が馴染まないのである。

そこで今回は、前日に軽くLSDペースでいいので身体を動かしてみようと考えたのであった。

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ごいっしょしたHMDさんと6時に待ち合わせ、しまなみ海道方面へ出発した。HMDさんにはあらかじめ、レース前日なのでユックリしたペースで走りますと伝えてあった。どこまで行くかは、その時の気分次第。遅くとも昼には帰宅するという予定だった。

ここのところ違和感を感じていた自分の「最大心拍数」を見直したのが前々日。その後初の実走となったので、これまであまり意識してこなかった心拍数に気を付けて走る機会にもなった。目標心拍の範囲は70%から80%あたり。70%もつれのLSDペースをねらった。

スタート直後はなかなか心拍も上がらず、尾道を経て、渡船で向島に渡り因島大橋のたもとの海岸線を走るあたりまでずっと70%に満たない状態であった。いつもなら、スタート直後の身体の軽さにつられペースを上げて後半ヘタってしまうことになるが、今回は目標ペースを貫いている。向島の海岸線を流しているときくらいにやっと心拍数が上がりだし、70%をこえはじめた。ここまでがアップで、この後心拍数を気にしながら上げ過ぎないようイーブンペースで走ることになる。

今回のテーマはいわば、最後までタレずに「最後まで走り切る」こと。 レース前日ではあったが、ある程度距離を乗ってみたかったので、因島のコンビニで休憩中に大三島まで往復することに決定した。115kmほど走ることになる。ここまでは上りも含めて、スピードに乗れるところはほどほどに、そうでないところは心拍を気にしながら走ってきたので、「疲れ」という疲れは感じられなかった。

その後、瀬戸田を抜け、多々羅大橋を渡り折り返し地点である「しまなみ公園」へ到着した。 瀬戸田では、この日と翌日の日曜日に開催される「ツール・ド・いくちじま ロードレース」の準備が整っており、いろいろな場所でその雰囲気が感じられた。時間が許せば見てみたかったが、開催される時間帯には帰宅予定であった。それよりも帰り道に交通規制に合わないよう、時間を気にした。 また、「しまなみ公園」ではキャノンデールの試乗会?のようなイベントが駐車場で行なわれていた。

ここでしばしの休憩をはさみ、帰路へ。 体力的にはまだまだ、余裕があった。 ペースを考えず、「感覚」のままに走った前回の大三島往復(久しぶりのソロ・ライドで初心にかえる - Daily Sketch with...)とは大違いである。

帰りにも再度、因島のコンビニで休憩をはさむ。その直前、まだまだ疲れた感じがなかったのだが、果たしてその感覚は正しいのか試したくなった。コンビニまでにある上りで、アタックをかけてみたのである。HMDさんは道はわかるだろうから心配ないし、一本道といっていい。坂の初めのあたりからペースを高めに維持して、終盤ダンシングでフル加速した。心拍も93%の表示が見えたのは覚えている。もう少し上がってほしかったが、そこに至るまでに坂が終わってしまった。そして休憩。 コンビニ休憩後、因島終盤で再度ペースを上げてみた。因島大橋手前の上りから橋へのアプローチを、HMDさんの存在は考えず負荷を高めて上ったのである。 そして、感覚的にはそのどちらも、タレることなくやり過ごすことができた。というよりも、かえって上り調子な印象さえ感じていた。

その後、向島を通過し尾道へ渡り、松永から自宅方面へのダラダラ上りへ差し掛かった。ここでアタックはしなかったが、少し高めのペースでHMDさんを牽いた。いつもここを通るジテツウの帰り道での疲れ方に比べてもそんなに変わらないくらいで、まだまだ余裕が感じられた。そして、ふと気づいて後ろを振り返るとHMDさんがいない、というのを3度ほど繰り返して、無事帰宅。HMDさんは115km、常に私の後ろについて走っていたが、後半脚が売り切れ状態になりつつあるようであった。

こんな感じの「大三島LSD」となったが。 ペース維持ができればこんなに楽に距離をのばせるのだ、ということを再確認できたことは大きな収穫だった。まだまだ走れる気配も感じるので、次は今治までの往復で、ペース管理しながらのロングライドに挑戦し、前回の今治ライド(プライベート ツール・ド・しまなみ ソロ・ステージ - Daily Sketch with...)のリベンジをしたいと思う。

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